美しい映画でした。
愛することに性別は関係ないと思います。キャロルとテレーズの惹かれ合う描写にドキドキしました。衣装やカメラワークも素晴らしかったです。
ただ「リリーのすべて」もそうだったのですが…
このレビューはネタバレを含みます
映像、色合い、音、ロケーション、小道具…隙なく美しい。
テレーズの感情の描き方が秀逸。
電車のシーンとか、電話のシーンとか。
そしてなによりケイト・ブランシェット。
この人こそ髪の毛一筋から指先ま…
女が女に惹かれる理由を髪の色や着衣に香水、艶やかな紅などと挙げつらい説明をいちいち付そうとするのは男の悪い癖で、作中の誰かが言ってたのだけど、惹かれる理由はまさに惹かれたからであって、そこに詳細な分…
>>続きを読む2016
2018/33
映像の美しさ部門では私の中で1位の作品。
撮り方も素晴らしく、どのシーンも綺麗すぎてうっとり見入ってしまう。
特に、夜、雨の中走る車の窓に水滴が付いている、そのガラス越し…
このレビューはネタバレを含みます
絵も人間も美しい映画。派手なドラマがあるわけではなく、惹かれ合う時には惹かれ合うのだと自然に納得する2人の空気感だった。
キャロルが、親としても人間としても誇り高く、自分の存在を肯定して生きている様…
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