映画『セッション』感想
『セッション』は、音楽の物語を借りて、人間の限界と可能性、そしてアイデンティティの破壊と再構築を描いた作品である。
まず、主人公アンドリュー・ニーマンの不運と未熟さから物…
セッション(2014年/デイミアン・チャゼル)
記録用
非常に面白い!
フレッチャーは教育者だった。
才能を見抜いた上で、徹底的に破壊し、鍛え直す。狂気のような指導は、すべて「その先」にあるものを…
人も金も時間もかかっているのを感じた。
特にドラムシーンは奏者もカメラマンも圧巻だった。
主人公はどちらかといえば気の毒だったかな。
恵まれた家庭であることは間違いないが、それ故に与えられた環境と…
マジで最高。
作中にでてきた多くの要素がラストの演奏に繋がっていて圧巻でした。
最後の最後まで展開が読めず大丈夫か?とも思いましたがひと回りもふた回りも大きく流れを覆してきてその分感動が大きかったで…
とんでもない映画!!
音大に通い始めた前途有望な主人公の前に現れたとても今の時代には許されないスパルタ教師。罵詈雑言、人格否定の雨あられに主人公がどんどん壊れていく…。
息詰まるようなキャラバンのド…
10年振りに2度目の鑑賞。
音楽を演奏するにあたって「狂気」なんて言葉が脳裏をよぎる事は普通ない。
しかし、この作品にはそんなクライム映画を彷彿とさせるサスペンスフルなスリルと終盤で待ち構えるある裏…
若手監督によるインディーズ的な位置付けの作品でありながら、そのジャンルにおいてはまったくもって新しく力強く、他のどんな音楽映画をも凌駕する見事な作品。音楽という、雄大なイメージがあるいちジャンルにお…
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