初のキム・ギドク作品。
「殺されたミンジュ」
予備知識なしだったので、タイトルからしてもっと派手な作品かと思いきや…
これが、意外な社会派の映画でした。
女子高生のミンジュが殺される。
それをき…
キムギドクの映画はいつも人間の性(サガ)の哀しみ、 おかしさを感じる。
登場人物がどこかユーモラス。
そして同じくいつも感じるのは、宗教性。
贖罪、托鉢僧というキーワード。
相変わらず、肉体的に痛…
このレビューはネタバレを含みます
キムギドク監督の映画はいつも表現したいテーマみたいなものがあり基本的に好きなのですが、時々意味不明で混乱します。今回は役者の一人複数役。どこにでも倫理感の欠如した悪いやつは居ると言いたいのでしょうか…
>>続きを読むメビウスでやりきった感じがあるのか、描写的に尖った部分はほとんどない。
殺人の容疑者を端から拉致して拷問する話だからもうちょっと斬新で痛覚を刺激してくるような物があってもよかった気がする。
ただ、今…
あれこれ言ってキム・ギドクの新作が(DVDで)出ると、ついつい借りてしまう。ただしほとんど毎回ブツクサ文句を言ってしまう。今回もまさにそう。いちいち深読みするの面倒だなーと思いつつ、いつも鑑賞後にし…
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