愚かな人間ほど愛おしい
タイトルからは想像できないほどに終始暗く澱んだ雰囲気のある作品でした。
役者さんの名前をそのまま役名にしている方がいるのは感情を入れやすいようにとか何か理由があるんでしょう…
通り魔事件でどん底を味わう篤、怠惰な人生で夢物語りを信じる瞳子、俺はエリートだと妄信する弁護士、生々しい生活感と自然体でリアルな演技がすばらしい。特にアツシが「てめえら、全部クッソだろう」と一人叫ぶ…
>>続きを読む「人っていろんな決心をして生きていくと思うんですよ」
『ハッシュ』『ぐるりのこと。』の橋口亮輔監督作
『恋人たち』と聞いてラブストーリーを想像してた
どうしてこのタイトルにしたのか意図を知りたい
…
こういう邦画にもっと出会いたい、と思った
絶望的でどうやって抜け出せるのかという世界であっても、生きていると少しずつ景色が変わっていく。
・弁護士が言った
「俺が傷ついちゃうんで」
→最初は…
傑作!ですよね。久々に以前買ったブルーレイを鑑賞。何だか定期的に観たくなります。
傑作だらけの橋口亮輔監督作品の中でも一番好きかな。当時無名の主要キャスト陣も素晴らしいです。
痛みと再生の物語と言っ…
俳優さんたちが誰一人足を引っ張ることなく普通で素晴らしかった
演技を演技しているような人が一人も居なくて、見ていて本当に心地良い
事務的で冷淡な言い回しをする区役所職員、足のギプスをカットする看護…
闇を抱えた愛おしい人々の微妙に重なり合った物語。
成嶋瞳子にむらむらさせられる。エロい。
エンドロールで橋口亮輔監督だと気が付く。
「二十才の微熱」「渚のシンドバッド」から30年。
同性愛に対する環…
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