(意図せずに)救うのが「恋人たち」であることは、これだけの不条理を与える世界を、それでも、そこにいるだけの理由にするのだと思う 安易に誰かに救ってもらうラストじゃないからこの映画は素晴らしいのだ
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理不尽なことがあってもうまくいかないことがあっても
それでも人は生きていかなきゃいけない。
アツシが抱えるものは大きすぎるし、失ったものも計り知れない。
でも、最後に見上げた青空と
荒れていた部屋…
本当にそこにその人たちがいて、本物の涙を流していると思った。
自分をすり減らした渾身の演技ってこういうことなんだな。
どん底にいて、絶望しかなくても、それでも生きる人の背中をそっと押すラストシー…
ちょっとつらすぎてしまった…
できることなら見ないふりをしたいことがたくさんの映画でした。この映画に傷を癒されたり、救われたりするひともきっといらっしゃると思うのですが、正直あまり見たくない世界……
「なんだこの不条理」とやるせない気持ちになる瞬間、怒鳴り散らしたくなる瞬間、どうでもよくなる瞬間、あらゆる感情を感情の湧き上がるままに出来なかった結果、この作品は生まれたのだろう。
「うちのママが…
登場人物たちのこれまで歩んできた人生が透けてみえるほど生活臭に溢れた人物像を最後まで描き切っている。君はいいこを観た時も感じたことだけれども、こういった群像劇で一番大切になってくるのは結局そういった…
>>続きを読むひとりひとり、電車で乗り合わせた見知らぬあの人も、きっと辛いことを抱えて大丈夫なふりして生きてる。どんな日常をテーマにした演劇や映画よりも現実を描いていて、残酷で目を背けたくなるほどリアル。皆、一筋…
>>続きを読むやっと見れた。。
映画終わって多分消化しきれてない状態でサイン会行ったからか、なんか初めは微妙な感じだったんだけどなー。
主演3人の顔も、その人たちを取り囲む脇役の俳優たちの顔も頭から離れない。特に…
良いとは思うんだけどなんとなく好きになれない映画だった。うーんとなるシーンもあるが一番は弁護士の台詞通りうかつに共感できないほどの絶望だったからだと思う。
でもそれは映画にハマってるということでもあ…
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