【過去鑑賞記録】
睡眠不足もありウトウトのしながらの鑑賞だってけど、これ良さげな作品の要素が揃ってた。大掛かりな戦闘シーンの無い戦争物って、大体人物描写に優れてる事が多いけど、これもその系統でした…
無知で恥ずかしいけどアブハジア自治共和国という存在は初めて知りました。ジョージアからの独立を目指して1992年に紛争が始まった。
そしてこれはジョージアに残ったエストニア人移民の村が舞台。
いろいろ…
武器というものは…理不尽だなと思う。持っているだけで圧倒的な力の不均衡が起きる。見ているだけでヒリヒリする。
不学にして、コーカサス地方の歴史には疎い。でも世界が長らく領地というもの・民族というも…
87分と短い尺の中で、戦争の愚かさ醜さを明確に、そして静かに描いているのが良かった。
対立する傷ついた2人の兵士は、回復してからも顔を合わせれば殺意むき出しで罵り合う。命を救ってくれた恩人であるイヴ…
『みかんの丘』
沈黙の中で語られる、命と尊厳の物語
戦争の渦中、敵同士の兵士をかくまう老職人イヴォ。
武器ではなく、食卓とみかん畑が人と人を結び直していく様子に、静かな感動が胸を打ちました。
…
グルジアやジョージアといったロシア近辺の国家事情を知らないと話が今一つ入ってこないので、似たような内容の『とうもろこしの島』とあらかじめ鑑賞することをお薦めします。ただそうした予備知識が無くても国家…
>>続きを読む