戦いがちな二つの“善”が、さらなる上の善へと和解(アウフヘーベン)していく図って、いつ見ても美しい。善悪二元論でしか世界を見ず、しかも自分は常に善の側にいると信じ込んで心狭く暴力を振るっていく幼児性…
>>続きを読むほぼ同じ時期に製作された、ジョージア(旧グルジア)と他国との合作映画である『とうもろこしの島』と『みかんの丘』は、直接的には反戦への姿勢をとりながらも、結果的には、人にとってさらに奥深くにあるものを…
>>続きを読む武器というものは…理不尽だなと思う。持っているだけで圧倒的な力の不均衡が起きる。見ているだけでヒリヒリする。
不学にして、コーカサス地方の歴史には疎い。でも世界が長らく領地というもの・民族というも…