前作「リアリティのダンス」で改心したかに見えた父親はまた元通りに。
反発から家を飛び出し芸術を分かち合う仲間と出会うホドロフスキー青年。
顔面ショートケーキやステラがいきなり2リットルのジョッキビ…
このレビューはネタバレを含みます
人生を濃縮したような映画というか、ホドロフスキーの人生観、そう至るまでの経緯を惜しみなく見せてくれているような映画
何回も何回も大きな壁に衝突したり、周りの人間が変わってしまったり、相容れない親への…
圧倒的でした。
自分の人生を嘲笑われて、捻り潰されることで肯定されるこの狂気とカオス
初めての経験すぎて理解よりも感じることに正直に鑑賞•••
いや触れない天才さと芸術、言語で足りない快楽なのですが…
初ホドルフスキー作品。総括できるような内容ではないけれど、同意はできます。自分を生きようとひた走る。一度人生を降りかけた人間の疲弊した心に、土足ではあるものの何度も何度も光を差し伸べようとしてくる。…
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