ゴダールの「商業映画おさらば」映画(といってもあっさり戻ってくるけど)。
ということで物語は冒頭、“END”ではじまる“WEEKEND”のメインタイトルが細かく画面一杯に広がり、FIN-コントとシネ…
サブスクになかったのでTSUTAYAでレンタルしてきて鑑賞。
ずっと観たいなあと思っていたけれど、そもそもなんで観ようと思ったのかと言えば、本作のジャケット写真に惹かれたからだ。妙に惹き付けられる。…
エログロナンセンスロードムービー。
ロードムービーだけど旅の喜びとかそういうのは無い。
雁木真理のロードムービーを観ている感じ。
意味はよくわからない。資本・帝国主義批判的なメッセージを含意する…
結構動物が出てくる
屠殺シーンも多いけど
車燃やしすぎ、壊しすぎ
文学への対抗意識が、スカートに火をつけて焼き殺すみたいになってるのこわい
このころからパレスチナとイスラエルについて言及がある
…
ゴダールの作品の中でも、多分トップレベルに一般受けはしなさそうな作品。
冒頭の女性が自分の情事について話す長回しから始まり、(ゴダール冒頭長回し好きだよね)、圧巻の渋滞長回し。カメラは右に動いてる…
ゴダールは、平凡な夫婦の週末旅行というシンプルな入り口から、文明の崩壊へと突入させる。車は進み、クラクションの嵐とともに社会の歪みが加速する。思わず息を飲む、あの10分間のトラフィックジャムのカット…
>>続きを読むゴダール⑨。筋が通っていないようで通っている気もする執着と解放が行き着く、狂い咲き散るような「映画」の終末(週末)。
苦手なシーンは複数あれど、今作でしか味わえない脳にこびりつく唯一無二の癖強さにや…
久々にウィークエンドを観ましたのでコメントを残しておきます。あわらずすざまじい週末(終末)を感じますが、来るべき闘争を描いているにも関わらず、今の日本人からみると異世界転生の出発点とも思えてくるのは…
>>続きを読むWeek-end, un film de Jean-Luc Godard. © 1967 Gaumont (France) / Ascot Cineraid (Italie).