売れない映画監督の帰省と家族の話。
会話の節々で笑える場面はあるものの、結構つらい話だな〜。
あまり悪い事してないしただ売れないだけなんだけど。。。
それでも耐えているいい人の話。
渋川清彦の…
渋川清彦さん、ダメ男を演じさせたら右に出るものはいないのではないか。
しかも、どんな種類のダメ男でも完璧に演じ分ける凄さ。
なんにもできない情けないダメ男から、
ろくでもないガラの悪いヤクザまで…
凸凹兄弟、顔も性格も価値観も何も似てない。
仲良いわけじゃないけど、2人の会話がなんか愛おしい。
モノクロームで綴られる古民家で、兄の大腸癌をきっかけでまた男2人、同居生活を始める。
生きるってとっ…
渋川さんは駄目な男を演じさせたら天下一品。どうしようもないやつだけど、神社で神様に住所を伝えて、口に出して願いごとしたり、兄に美味しそうな料理を毎日作ってあげたり、何となく憎めない、愛すべきダメ男感…
>>続きを読むがんで手術したばかりの兄貴のこと、別居中の妻のこと、日の目を見ない映画のこと、騙しているいい感じの恋人候補のこと、腐れ縁の友人のこと。半径5mの生活しか描かれないし、特に映画としてうまくまとまってる…
>>続きを読む妻とは離婚寸前で、くすぶり続けている中年の映画監督が、兄のために故郷に帰る・・・いわゆる、どん詰まりの人間模様を描く作品ゆえに、好き嫌いは別れるパターンかと。
コミカルながらも核心を突いて来たり、…
「百円の恋」の足立紳脚本の作品。主人公は新作映画を一度出したっきりくすぶっている男で、監督と脚本家の自伝的作品らしい。成長することをやめてただ留まっている状態というのが百円の恋と共通している堕落さを…
>>続きを読む©2015映画「お盆の弟」製作委員会