昔しんどい現場でチーフをやってもらった。大崎の、作品に向かう献身のハンパなさは尋常ではなかった。しかし、彼は笑っていた。10年経ち、監督としての苦悩は全く別種のものだと呟く大崎がいる。人生、って感じ…
>>続きを読むキャストをみてワクワクしました。
渋川清彦、光石研、岡田浩暉、河井青葉、渡辺真起子、田中要次など脇を飾る側が多いが歴の長い名優ぞろい。
話も実に邦画らしくてさもありそうな物語です。
とりあえず光石…
『キャッチボール屋』の大崎章監督、『志之ちゃんは自分の名前が言えない』の足立紳脚本。売れない映画監督で無職同然のダメ男がピッタリの渋川清彦。いつか次の作品をともがく姿に、夢を諦めきれない中年男の哀感…
>>続きを読むこういう小さくも愛しい話が本当に大好き。
タカシは世間から見たら立派じゃないし情けないかもしれないけど、折り合いをつけることがすべてじゃない。
何より監督が自分を投影しているかのようで、そこが良かっ…
大腸ガンになった兄を心配して戻ってきた映画監督の弟が兄や周囲の人々に振り回されたりする話。
妻と別居することになり、兄の看病を言い訳に田舎へ居座る映画監督の弟タカシ。
撮ったのは一本だけで、5年も…
ジャケで森田芳光の『間宮兄弟』、序盤の感じで渡部紘文の『普通は走り出す』を期待したがまあ違った。渋川清彦の高速貧乏揺すりと「ん〜」で逃げ切る田中要次。体ではなく心の調子が悪い野球観戦デート、展開が最…
>>続きを読む売れない監督の悲哀が描かれた作品でした。
日常って感じの作品ですが、葛藤は強い作品でした。
モノクロであり地味でもありますが、この何とも言えない哀愁みたいなのが良いのかなと思いました。
意外なオチで…
©2015映画「お盆の弟」製作委員会