意図されたものか、分からないけれど、前半のタマの石坂の尾行部分は昔ロンドハーツでやっていた「ブラックメール」のようなゲスい楽しさに溢れている。
映画を観ること自体、自分を安全圏において、他人の人生…
原作未読。
門脇麦の尾行ってやつを観たくて初日ファーストタイムから鑑賞。
近いだろ!と思わず声に出してしまったのは内緒だ。
ビルの間の現場を見た後の珠の眼つきが変わったのは印象的で、その朝に菅…
論文のために哲学的尾行をする主人公。
秘密を知りどんどん対象者にのめり込んで行くのはみていてこっちまでドキドキした。
いままでにないスリリングな日常に満たされていくのは分かるけど、観察だけにとまらず…
それなりに楽しめたけど、
何だかよくわからない作品だった。
自分がアタマが悪くて理解できないのかもだけど、ベースには難しい話があるのに、尾行の仕方が大胆過ぎたり、スリルや謎めいたところもなく、彼氏…
原作読んでからの鑑賞だった為、ちょっと違うって思ったけど。
映画としてはとても良かった。
麦さんの演技に脱帽。白石珠は絶対門脇麦にしか出来ないだろう。
理由のない尾行。この思考は本読んだ時から全く…
想像していたよりも奥の深そうな話だった。でも浅く楽しむこともできるかな。
というか私はそもそも何度作中で説明されても"哲学的尾行"というものの本質に理解が及ばなかった。なんかさらっと学問に昇華して…
このレビューはネタバレを含みます
宇多丸師匠の「見る/見られるの関係」が満載のこの映画。
でも、実際に見られているのは観客である僕たちであったというのがオチ。
論文のために尾行を教授に勧められる主人公。
主人公は真向かいの男を尾…
公開初日に行ってきました!
テーマは理由のない尾行。
かなり哲学的な要素が強い映画で、観る人によって映画に対する感想もかなり変わってくるのではないかと思いました。
登場人物はそんなに多くないですが…
このレビューはネタバレを含みます
物語が非常に上手い。空っぽな自分の前にある物語に、珠は没入していく。
彼女は、他者から無意味なものと思われる尾行を続けることによって、他者と自分との境界線を学んでいく。
原作の改変が気になる中、珠と…
論文執筆に悩む哲学科の女子大学院生が、教授のススメで「無作為に選んだひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する」“哲学的尾行”を実践する。
人を尾行すること自体スリリングな行為なので、ドキドキハ…
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