某映画評論家が自身の著作本のなかで、この作品を「トラウマになる映画」に挙げていたと聞くが、私はそういった類の解説書を滅多に読まないのでそこにどんなことが書かれていたのかは全く知らない
フランスの山…
このレビューはネタバレを含みます
町山智浩氏の本で読んでから気になってた作品。たしかに怖くて厭な感じ。
田舎町で欲求不満を募らせた女教師(マドモアゼル)が、流れ者のイタリア男に屈折した欲望を抱く。町では放火や洪水など次々事件が起こる…
マドモアゼル…本来、お嬢さん・令嬢のような意味だが若い女性・未婚の女性も指す言葉
「マドモアゼル」と呼ばれ、知性と美貌を併せ持つ、周りから一目置かれている女教師が主人公(名女優のジャンヌ・モローが…
とある村で教師として働く女、マドモアゼル。うずらが産んだばかりの卵を握りつぶすなど、序盤からそのサイコパスぶりを存分に発揮し、段々と村に破滅をもたらしていく。
何よりも怖いのが人の心理をエグく突…
マドモアゼルがここまで鬼畜のような振る舞いをする行動原理がいまいち描ききれていなかった印象です。その結果残酷描写の見本市のようになっていた感は否めません。独身男性の欲求不満は描かれがちな一方で、独身…
>>続きを読む町山智浩のトラウマ映画館は超大昔に読了済みなので、この映画がどのような映画なのかは知っていたつもりだった。
今となっては衝撃的とまではいかない内容ではあるものの、そこにはただただ“邪悪”さだけが佇ん…