サウルの息子の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『サウルの息子』に投稿された感想・評価

misaki

misakiの感想・評価

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なんだこの映画は。

嘘でしょ。
この終わり方。。

もう何も言えない。

第二次世界大戦下のドイツ占領地ポーランド。アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に連れられたユダヤ人男性で、労務部隊ゾルダーコマンドに任命されて同胞の死体処理を強制されるサウル。ガス室で処置執行され…

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カメラワークが独特。
人によっては疲れてしまうかもしれないです。

カメラは主人公にピタリ寄り添っているので
主人公と同化してるような気持ちになる。

収容所での出来事の一連の流れは
今日び知らな…

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息子の死を目にした瞬間、主人公サウルにとっては収容所での惨劇はただの背景になり、我が子を弔うことだけが行動原理になった。

そんなサウルの心情を表すために、終始サウルにカメラが寄った背景がボヤけた映…

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scarecrow

scarecrowの感想・評価

4.0

やはり観ていたかと2回目。現実から逃避するサウルの息子埋葬劇。
圧倒的なリアリズムと撮影がすべて。全編を通してサウルだけにフォーカス、ほかは全てボカして、サウルの極限下での心理状態を表現。撮影大変だ…

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taro

taroの感想・評価

4.2
アウシュビッツを扱った映画の中でも飛び抜けて絶望度が高いです。
あまりの救いようのなさに涙が出ることもなく唖然とするだけでした。
「ゾンダーコマンド」という言葉を初めて知った、どこまでも闇が深すぎるな

極端に限定的な視点は、物事の残酷さを想像力で無惨にも補わされる効果があり、同時に主人公の行動に肉薄させることで常に緊張感がつきまとう。物語には何一つとして希望はないが、ラストの男の笑顔から、彼だけは…

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jolt

joltの感想・評価

3.5
死者のための生者の犠牲
見せない技術って言うのかな。
映画が終わる30秒前まであの場所に居た気がする。
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