サウルの息子に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『サウルの息子』に投稿された感想・評価

3.5
このテーマ見るのつらい。そしてサウル目線も見るのつらい。父にとって息子って実は娘以上に「恋人」なのかもしれない。家に帰って息子を抱きしめたくなった(実際は気持ち悪がられて殴られるかもw)。
3.7

アウシュヴィッツで特殊任務を行うゾンダーコマンドとして従事する主人公がガス室で殺された息子をユダヤ教の教義に則って埋葬しようと奔走するお話。

ホロコーストを題材にした映画で内容も本当に重たい映画。…

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xavier
4.0

最期まで〈人間〉であり続けるために…
1944年10月、ハンガリー系ユダヤ人のサウルはアウシュビッツ=ビルケナウ収容所でナチスから特殊部隊"ゾンダーコマンド"に選抜され、次々と到着する同胞たちの死体…

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ゆい
3.8

終わってからしばらく言葉がでなかった

主人公サウルは目の前で亡くなる名前も存在も与えられない強制収容所の中で亡くなった子を息子のように思いどうにか埋葬したいと進むストーリー

カメラワークが独特で…

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説明的な描写が全く無い分、色々考えて後を引いちゃう。
埋葬しようとした子どもは本当に自分の子なの?とかラストに出てきた少年は誰?あの笑顔の意味は?とかとか。
頭がおかしくなりそうな極限状態で、唯一自…

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収容所でゾンダーコマンダーとして働かされているサウル。
ゾンダーコマンダーとは同胞の死体処理をする部隊のこと。
ガス室に送られたあとの死体は火葬で灰に、その灰は川に捨てられる。
そんな死体処理を黙々…

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dd51
3.9

何で読んだのか忘れたが、収容所内部ではユダヤ人のリーダーカポーを中心にして上下関係ができていたのだとか。より残虐に振る舞えば振る舞うほど自分の地位が約束される。そんなシステムを構築してユダヤ人を支配…

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SHOW
3.5

『サウルの息子』は、その重さゆえに観る者の心を深く揺さぶる作品だ。

ナチス強制収容所という過酷な環境の中で、
主人公サウルが見せる家族への強い思いが、
静かに、しかし力強く胸に響く。 …

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開始10分がかなりしんどい。その後もずっとしんどいが続く。
常にピントの合っていない映像の先では確かに迫害と虐殺が行われている。ゾンダーコマンドとして日々生きるためにはきっとピントを合わせて現実を見…

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3.9

終始、深度の浅いクローズアップで背景をぼかし、その起きている事実を観客の想像力に委ねる。関心の領域に繋がる見えない恐怖で綴る劇場映画としては野心的な作品である。オフスクリーンで存在する戦場の殺戮シー…

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