開始10分がかなりしんどい。その後もずっとしんどいが続く。
常にピントの合っていない映像の先では確かに迫害と虐殺が行われている。ゾンダーコマンドとして日々生きるためにはきっとピントを合わせて現実を見…
終始、深度の浅いクローズアップで背景をぼかし、その起きている事実を観客の想像力に委ねる。関心の領域に繋がる見えない恐怖で綴る劇場映画としては野心的な作品である。オフスクリーンで存在する戦場の殺戮シー…
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救いがないライフイズビューティフル
怒号や悲鳴が飛び交い、今うんこ収容所にあなたはいますよって言われても信じるくらい雰囲気が出てて凄い
こんだけ抑圧させてたら離反されて当然です、ドイツ人バカです
…
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自分の息子でもない男の子をなぜそこまでして
埋葬しようとするのか。
ほとんどの人々はガス室に送られ、焼却炉で焼かられ灰になり、川にまかれ、誰にも知られずに姿を消すことになる。
しかし、土に埋葬す…
う、うーん。
改革的な新しい撮り方。
バードマン並みの衝撃的な映像。
主人公にぴったりと張り付いたカメラはまるで自分もそこにいるかのようにサウルと同じ感覚を追体験できる。
カメラ外にピンボケして映り…
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アウシュビッツで【ゾンダーコマンド】という死体処理の仕事をさせられてる主人公が息子らしき子供の〇体をしっかり埋葬しようとする話。
基本的には主人公のアップで良いか悪いかは置いといてあえて後ろのピン…
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ずーっと無表情だった主人公の最後の笑顔が頭に焼き付いてる
後世に伝えようと危険を冒してまで記録を残すことできるかなあって考えたけど自分だったらたぶん無理、誰かに見つけてもらえるかもっていう希望すら持…
鑑賞記録
関心領域を観て、質感の違いをまざまざと思いだした映画。
こちらは主人公目線の距離の近い映像。
熱感や蒸し暑さ、汗などの人間の水分量や重さを感じる。
映像がブレるので鑑賞しにくいが、臨場…
過去鑑賞記録
2015年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞の衝撃のホロコースト映画
収容所で死体処理係を命じられた“ゾンダーコマンド”
その一人サウルが小さな画面の中心に
私たちはサウルの目を通してホ…
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