収容所でゾンダーコマンダーとして働かされているサウル。
ゾンダーコマンダーとは同胞の死体処理をする部隊のこと。
ガス室に送られたあとの死体は火葬で灰に、その灰は川に捨てられる。
そんな死体処理を黙々…
何で読んだのか忘れたが、収容所内部ではユダヤ人のリーダーカポーを中心にして上下関係ができていたのだとか。より残虐に振る舞えば振る舞うほど自分の地位が約束される。そんなシステムを構築してユダヤ人を支配…
>>続きを読む『サウルの息子』は、その重さゆえに観る者の心を深く揺さぶる作品だ。
ナチス強制収容所という過酷な環境の中で、
主人公サウルが見せる家族への強い思いが、
静かに、しかし力強く胸に響く。 …
開始10分がかなりしんどい。その後もずっとしんどいが続く。
常にピントの合っていない映像の先では確かに迫害と虐殺が行われている。ゾンダーコマンドとして日々生きるためにはきっとピントを合わせて現実を見…
終始、深度の浅いクローズアップで背景をぼかし、その起きている事実を観客の想像力に委ねる。関心の領域に繋がる見えない恐怖で綴る劇場映画としては野心的な作品である。オフスクリーンで存在する戦場の殺戮シー…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
救いがないライフイズビューティフル
怒号や悲鳴が飛び交い、今うんこ収容所にあなたはいますよって言われても信じるくらい雰囲気が出てて凄い
こんだけ抑圧させてたら離反されて当然です、ドイツ人バカです
…
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自分の息子でもない男の子をなぜそこまでして
埋葬しようとするのか。
ほとんどの人々はガス室に送られ、焼却炉で焼かられ灰になり、川にまかれ、誰にも知られずに姿を消すことになる。
しかし、土に埋葬す…
う、うーん。
改革的な新しい撮り方。
バードマン並みの衝撃的な映像。
主人公にぴったりと張り付いたカメラはまるで自分もそこにいるかのようにサウルと同じ感覚を追体験できる。
カメラ外にピンボケして映り…
このレビューはネタバレを含みます
アウシュビッツで【ゾンダーコマンド】という死体処理の仕事をさせられてる主人公が息子らしき子供の〇体をしっかり埋葬しようとする話。
基本的には主人公のアップで良いか悪いかは置いといてあえて後ろのピン…
このレビューはネタバレを含みます
ずーっと無表情だった主人公の最後の笑顔が頭に焼き付いてる
後世に伝えようと危険を冒してまで記録を残すことできるかなあって考えたけど自分だったらたぶん無理、誰かに見つけてもらえるかもっていう希望すら持…
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