母親から離れられないことをマザコンとして描くわけではなく、肯定的に描いているところにヨアキム・トリアーの優しさを感じる。こういうところがラース・フォン・トリアーとは違う。『わたしは最悪。』にもあった…
>>続きを読む”自分を呼ぶ声を聞きながら
彼は隠れていた”
”でも今の彼には分かる”
”彼女には見えていたと”
”ただ捜すフリを
していたのだ”
”決して遠く離れすぎず”
”目の端で彼を見守っていた”
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映画鑑賞メモ
20250324
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_Louder Than Bombs
_Directed by Joachim Trier
_娯楽★★★☆☆
_前衛★★★★☆
_瀟洒★★★★☆
_感情★★…
“でも今の彼には分かる
彼女には見えていたと”
大きな話に飲み込まれる、個人の話。まるで、何から何まで“間違った場所にいるかのよう”。
そもそも、僕らは知ろうとしていたか。
明くる…
人生とか家族関係ってこんな感じだよなと改めて。家族家族ベタベタしてなくて一個人の集合体なんだよなと思えて好き。それでいて兄の弟への助言も効いてるし、距離感が心地よい。そしてだいたい戦場カメラマンや登…
>>続きを読む辛い。でも日常でふと浮かぶ、妄想のなり損ないのイマジネーションや言語が、生々しく具現化されて、しかもラストに向けて救いも生まれて、何だろう。
中心に添えられた事件が、人生そのものというか。
想像する…
髪がほわほわしてないシリアスなアイゼンバーグが新鮮、且つ良かった。
「わたしは最悪」がその年のベスト級にブッ刺さったので監督を深掘りしたくて鑑賞。
共通してヨアキム監督はやっぱりなんかヤバい。語…
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