母の残像に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『母の残像』に投稿された感想・評価

3.8
イザベル・ユペールの存在感は作品のレベルを上げる。写真家として旅を続けるなか家庭への想いを葛藤しながら母であり、女である事を残された子供たちと夫に考えさせる。深い女性感の余韻を残す作品。

『わたしは最悪。』のヨアヒム・トリアー監督作品。イザベル・ユペール目当て。
戦争写真家でほぼ家にいなかった母イザベルが自動車事故で死亡。教師の夫(であり父)、頭が良く若くして大学教授の職にある長男(…

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himy
3.4
タイトル通りの、母の残像から連想すること、思い出すことを各々抱えている。次男にスポットが当たってる内容で一番母を恋しく思う難しい年頃の話って感じ。
juri
3.8

このレビューはネタバレを含みます

時系列がバラバラに語られるし、詩は差し込まれるしで、なんというか幻想的な雰囲気の映画。私には少し難しかった。

母親が不倫していたり、長男も帰省中に元カノとセックスしちゃうんだけど、普段の生活にいな…

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家族に与えた影響

ヨアヒムトリアー監督、叔父とは違う作家性。だが、それでいい。最初は少し似てるかなと思ったが、改めてラース・フォン・トリアー監督の異質さとヨアヒムトリアー監督の良さをそれぞれ感じ…

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✓子供は思った以上に知っている

戦争写真家だった亡母への想いを静かで繊細な雰囲気で綴る。如何様にも解釈できる作品。気難しいが察しの良いコンラッドがメアリーを通じて母への理解を深め一歩を踏み出そうと…

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4.0

原題は『louder than bombs』。
秀逸なタイトルだとあると思います。より直接的な邦題の『母の残像』も好きですけど。

戦争写真家の母の死から数年経ち、母の真相が暴かれていく。
家族(父…

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このレビューはネタバレを含みます

カンヌ2025コンペ予習 ヨアヒム・トリアー編。
父による尾行、幼いコンラッドと母のかくれんぼ、浮気(とジーンの教師の関係)などに見られる「気づいていないようで気づかれていたこと」が多く描かれていた…

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子どもを子ども扱いしちゃうと、適切に理解するタイミングや成長を阻害される。

結果的にお互いがお互いを愛しているのに、本質ってそれだけなのに、考え過ぎて拗らせ過ぎ。
もっと楽に考えればいいのに、どん…

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何となく重そうで観るのが遅くなった。
ようやくそういう気分の時が来たので。
最初っから最後まで画面に釘付けになって観た。
すごい吸引力。
映像もすごく綺麗で。
すんなりと色々染み込んできた。
内容が…

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