国内クラウドファンディングにより映画製作されたアニメーション作品。
そしてヒロインである、すずの声優には、突如芸能界から消えてしまった、「能年玲奈」改め、「のん」が起用。
これは偶然ではなく、必然だ…
戦時中の庶民の描かれ方にリアリティがあり、現代と連続的であるように感じられる
だけど、敗戦に対して抱いた感情については想像も及ばず断絶があるのを感じた
昔の人は生存のためにほとんどの時間や資源を…
民間人である主人公が戦争の中日々を生きていくストーリー。
当時の女性の立場や役割が描写されていて興味深いです。
柔らかいタッチとは裏腹にどこまでも過酷な状況の中、辛い境遇にめげる事なく生きる登場人物…
やっぱり歴史は続いている。だけど歴史に飲み込まれたくはない。閉じられ、ふわふわした世界に生きる女性と、そんな優しくも恐ろしい世界から抜け出そうとする女性。全てを知ることはできないし、盲目的な視野の外…
>>続きを読む画面上、昭和20年を刻む日付が苦しい。
夏に近づくにつれ、隔週、日ごと、分単位で記録される日々。まるで時計のごとく、秒単位で映し出される日常は、それだけ一分一秒が長く、でも愛おしくも感じられた毎日だ…
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会