まだ死んでいない、すべての人へ。
中野量太監督のヒューマンドラマ。
がんにより、余命2ヶ月を告知された幸野双葉(宮沢りえ)。
夫は蒸発中。娘はまだ16歳。
まだ死ぬわけにはいかない、彼女の最後の戦…
このお母ちゃんはこれまで見た映画の中でも最も偉大な母かもしれない。
役者さんみんな演技がよかったけど、個人的にはオダギリジョー。
最後みんなでアレをやったシーンでの演技は、フリが効いてたのもあって…
やられた。号泣した。映画を観て一番泣いたかも。亡くなった人が心に生きるとはこういうことか、と思った。
お父ちゃんが蒸発中で、虐めにあっている高校生の娘と二人暮らしのお母ちゃん。ある日、体調不良で倒…
観て良かった、ほんとにそう思えた映画でした。
母親が余命宣告されるタイプの映画で、ある程度は想像できる展開にも関わらず涙が止まらない。
でもそれは悲しいから涙が出たのではなくて、愛を感じられたか…
中野量太監督の作品を全く観たことがなかったので、本谷有希子さん原作で吉田大八監督の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』みたいな感じかな、と勝手に予想していた。
やたら長いタイトルだし、ちょっと暴力的で…
2016.10.27 @ 第29回東京国際映画祭
わざわざTIFFで観る必要もないんだけど、このダサいくらい直球なタイトルが母親の愛情のことと知ったとき、早く観たくてたまらなかった。これ以上に勝る…
歴代好きな邦画ナンバーワンが塗り替えられたかもしれないです。
余命物といえば、最初からお涙ちょうだい全開というのが世の常ですが、本作はそんなことは全くなく…
いや、ハンカチはずぶ濡れになりましたが…
思った通り、凄く良い作品。
思った通りじゃないストーリー。
笑って泣いて泣いて。
熱い家族の話でした〜。
ってか、泣きすぎて頭痛くなった(笑)
まず、演技が上手すぎる。
ジャニーズと恋愛しちゃう…
2016年劇場鑑賞96作品目 TIFF japan now
出来る限り前情報を遮断して観にいってほしい作品。
〝家族とは?〟という(人類が集団で生活し始めてから形は変われど必ず在る永遠の)テーマに…
(C)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会