戦後20年経って若者にインタビューを行う映像が先日テレビで放送されていたが、戦争なんて昔の話知りませんよ。といった主旨の発言で驚いた。
映画でも収容所の事は知らない若者が描かれていて、どこの国でも似…
ドイツの戦後の話
戦時中にアウシュヴィッツ収容所で
行われていた残虐行為
アウシュヴィッツはこの地に眠る記憶
裁判をしなければ忘れ去られる
罰でなく被害者とその記憶に目を向けろ
僕にできるのは正…
1958年、ドイツ。戦後十数年が経ち、人々は戦争の記憶を忘れかけていた···。若き検事である主人公は、元ナチス親衛隊員の男性が教師として働き続けている問題をきっかけに、ナチス親衛隊の過去を調査し始め…
>>続きを読むずっと思ってたことがあった。
アウシュヴィッツや他の収容所で行われていた残虐な行為は、ヒトラーひとりが指示したことではない。収容所で働いていたナチ党の人間ひとりひとりが、ユダヤ人の苦痛を面白がったり…
今や調べたい事があればネットで検索したり、書籍も電子ですぐ読めたりする。意図せずSNSで情報が入ってきたりもする。しかしこの映画の舞台の1958年当時、終戦前後の出来事など敗戦国の親は語りたがらなか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
1958年のドイツ。ある日、画家のユダヤ人らしき男が、学校の校庭で厳しく生徒指導をする教師から、柵越しにタバコの火を借りる。すると差し出された教師の特徴的な手に見覚えがあった男は、教師の顔を見て震え…
>>続きを読む舞台は1958年のドイツ。アウシュビッツ裁判を題材にした実話に基づいたストーリー。
ナチスドイツによるホロコーストに関わった収容所幹部を、戦後ドイツ人自身が裁くまでの道のりを描いています。
こ…
日本もそうではないのか。
私たちも蓋をされている事実を知るべきではないのか。
収容所で行われていた残虐な行為は殺人以上に罪が重い。
それは、加害者の子孫も知るべきではないのか。
アウシュビッツの事…
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