20211230
2021年映画館締めはこの作品に決めていた。
3部に分かれた5時間17分、集中が途切れることなく没頭できたなんて、後から振り返れば凄いことだと自分でもびっくりしてしまう。
その形式…
第一部
・記憶に残った会話
「待った?」
「本読んでたから待ってない」
「待ってんじゃん」
・重心ってなんだワークショップ
重心を見つけると力が消える。
自分の身体が無くなったかのように感じる。
…
映画を見たというより、他人の話を聞いた、生活を覗き見たという感覚に近かった。今ある調和は、ただの偶然の上で成り立っていることで、ちょっとしたことでその調和は崩れ去る。どんな時も、今よりも「良い」可能…
>>続きを読む再上映されるの知って即予約
主演全員が演技未経験なのが驚き。
説得力のある演技力で長い間作品に没入できた。「ドライブマイカー」でも感じた台詞を詩的に読み上げる部分が印象的。
濱口亮介の作品はとにかく…
とにかく、これでもかというほど人間の心の機微を徹底的に描き切った、物凄い長編映画。
これほど尺が長いのにもかかわらず、無駄なシーンがひとつもない。緻密さに感服。
4人の女性の、些細なことで微妙に揺れ…
(C)2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト