【重心に聞く】
※本レビューはnote創作大賞2025提出記事の素描です。
【上映時間3時間以上】超長尺映画100本を代わりに観る《第0章:まえがき》▼
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何とも不思議な映画体験だった。
良くも悪くも淡々と進んでいく。ド派手に何かあるわけでもなく、もちろん演出も特に煽るようなこともしない。何なら役者さん達も淡々と話すから、棒読みにすら思える。そしてこの…
表層と内情の乖離
素直になると他責的?
進むも引くも地獄なら進む?
唯物論としてありのままを示し、それに対する相手の判断には干渉しないような態度は他責的
しかし、自責的なのも傲慢
有限責任で…
脚本がよかった。
特に大きな展開はないけど、5時間は流石に長すぎて世界観に入り込めた。
桜子とだいきが2人で歩いて帰るシーン。
純とだいきのフェリー乗り場のシーンがよかった。
リアルの人間ってこ…
この時間感覚
美しい
永遠に続くようで永遠に見ていたいようでしかし部分部分全てが虚構で無であるような始まりも終わりもない時間
ヨーロッパ映画の時間感覚をストレートに最もうまく表現しえた作家、日本語…
出てくる男性陣の性格が気持ち悪かったのと、棒読み演出がずっと馴染めずで、その不安定さからか割と眠ることなく観れた。
濱口竜介監督の作品は4作目だけど、今回気付いたのは濱口竜介作品は自分には合わないっ…
濱口竜介が仕上がってきている。作家性が成熟してきたというか。わざわざ感想を書いてしまえば今作で語られた内容を単純化してしまうしかなく(劇中でも言葉にすると嘘になるような気がするという旨の台詞がありま…
>>続きを読む馴染むのに時間はかかったけど、さすがに長過ぎて世界観に取り込まれました
日々を淡々と生きる中で面倒だからあえて気づかないフリをしているもの、もしくは慣れ過ぎて見逃してしまっているもの、知らない間に溜…
とても不思議な映画。
5時間17分というとてつもなく長尺な映画で、特段盛り上がりもなく淡々と時間が過ぎていくだけなのに、でもなぜかその時間を意識せずに一気に観れてしまう…。
この映画、なんとなく…
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