新・兵隊やくざの作品情報・感想・評価

「新・兵隊やくざ」に投稿された感想・評価

温八

温八の感想・評価

5.0
「大宮。お前と俺とはな、まったく異質な人間なんだ。もちろん一致する部分もある。しかし一致しない部分も多いんだ。俺は時々、お前と別れた方がお互いのためなんじゃないかと思うことがある。しかしその時お前はもう、先に俺の心を読んでしまってるんだ」

大宮と女郎の結婚式の後、一人孤独に酒を飲む有田のもとに大宮が帰ってきて、式の時よりさらに情熱的に「上等兵殿の世話は俺がみます!」と宣言するシーンが良かった。
Catman

Catmanの感想・評価

5.0
1966年公開、期待を裏切らないシリーズ第3作。最高。暴れん坊の大宮(勝新)とインテリな有田(田村)のコンビネーションが完璧なので、後はもうシチュエーションを変えるだけで概ねOK。何処へ行ってもやることは基本的に同じで、軍隊の理不尽な暴力パワハラ野郎を文字通り叩きのめしてコテンパンにやっつける痛快劇。現代のスポーツ界にも大宮みたいな奴が居ればいいのにね。
前2作よりもコメディ要素がアップした印象で、大宮のイノセントでラブリーな側面がますます強調されてます。風呂場から裸で逃げ出すシーンのコミカルな動きは爆笑モノ。勝新は睫毛がクルっとしていてつぶらな瞳がカワイイんだよな… 大宮と有田との関係性もますますモーホーチックになって萌える。作りとしては色々とアラも見えるんだけど勝新の魅力が全部持って行ってしまう感じ。細けえこたあいいんだよ!ってやつです。
藤岡琢也、成田三樹夫らゲストキャラも良い味。岡本喜八もそうだったけど、慰安婦への視線が暖かくて良いです。ただし全体としてマンネリ感は否めないので、シリーズがこの先どう展開するんだろうって興味は沸いていくる。


ところで田村高廣の台詞回しが、何となく誰かに似ているなとずっとモヤモヤしていたところ、『シャーロックホームズの冒険』吹替版の露口茂だということが分かって凄くスッキリしました(個人の感想)
シズヲ

シズヲの感想・評価

4.0
大宮&有田の最強コンビ、今作も大暴れ!今回もやっぱり前作のオチが数分で引っくり返されるスタートなので最早様式美めいたものを感じてしまう。内容も今までの延長線上だけど、相変わらず痛快でちょー楽しい。大宮と有田の夫婦っぷりもどんどんパワーアップしている。大宮はどれだけ新しい女と巡り会っても最終的に有田を選んでくれるので清々しい。

前作、前々作と比べて更に奔放な展開が増えている。満州でピー屋の元締めになる大宮と有田は文字通り兵隊やくざで笑ってしまう。全裸で逃げる大宮、身体検査での巨根偽装(?)などコミカルなシーンも沢山あって楽しい。自由になったぶん今までのシリーズと比較するとやや締まりのないストーリーになっているけど、それでも十分すぎるくらい面白い。毎度似たようなことをやってても滅茶苦茶楽しいもんだから「兵隊やくざ」はスゴい。
notitle

notitleの感想・評価

3.5
またまた、軍隊から脱走した続きの話。今までは理不尽さに対し、立ち向かってたのに、普通に悪いことし始めた。というか売春宿のビジネスまで始めた。唯、相変わらず、勝新太郎は可愛いし、口説いてるとしか見えない大将とのやり取りにはニヤつく。
天狗

天狗の感想・評価

3.4
上等兵殿から大将?

軍隊大嫌いな二人は悪徳女郎部屋から女たちを引き抜き自ら女郎部屋を開店❗もう無茶苦茶やん❗でもなんでP屋って言うんやろ。

二人の絆はますます強くなるのでした❗

結婚式のシーンは大爆笑❗勝も田村も良い❗藤岡殺されたけどいい味出してたし、成田も❗

勝の結婚相手っていわゆる『名器』の持ち主って言うことなんですよね❗もう無茶苦茶すぎてなんか羨ましいですね(笑)
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.3
スカパーにて。兵隊やくざシリーズ3作目。2作目の直接の続編ですな。
軍隊を脱走しては捕まりまた脱走する、一連のパターン。
もうシリーズ増すごとにムチャクチャになってるわ(笑)
マンネリもしてるがパワーアップもしてる。

例によって脱走したが新たな部隊に見つかり拾われるが、例によって大宮(勝)が大暴れして有田(田村)がたしなめる。
結構コメディ色も強い。大宮が勝手に風呂に入っているが憲兵が来たので裸で逃げるとか。

で今度はピー屋(売春宿)を二人で経営し始める。どんな脱走兵だよ!!!!
逃走中の身だろ!(笑)
しかも娼婦と大宮は結婚までしてしまう。ムッチャクチャだ。
この娼婦が瑳峨三智子。母の山田五十鈴によく似てる。

で、凄腕の憲兵(成田三樹夫)に見つかってしまう。いや、そりゃそうだろ!でまぁ当然脱走するんだけどね。
バイクで逃げるのはちょっと大脱走っぽかったけどな。

脇役で藤岡琢也も出てくる。これがとっても良いキャラだったので途中退場は勿体なかったなぁ。レギュラーになってもいいキャラだったよ。
今回は、1作目でもちょろっと出てきた憲兵隊との戦いがメインだ。
満州をうろついていたら「ハヤブサ」と呼ばれる超スパルタ部隊に拾われる2人。
前作に引き続き、仮病の有田に気が狂ったふりをする大宮。
案の定速攻でバレ、リンチを食らうが大宮無双で返り討ち。(1人で一個中隊を壊滅させる等もはや人間じゃない)
身体検査のシーンで、大宮の隠し拳銃がデカマラとみなされるのが可笑しい。

後半は、脱走した2人がピー屋(慰安所)を始めるという自由な展開に。
普段軍服ばかりなせいか、皮ジャンの大宮が新鮮でカッコいい。
あれよあれよと慰安婦の1人と結婚までしてしまう大宮。
そこに殺人憲兵・青柳(成田三樹夫)が出現。
憲兵隊から凄惨なリンチを受けるも、大宮の武力と有田の智謀で切り抜ける。
牢屋の中から青柳の手を捉え、指を折りまくっていく大宮が凄まじい。

「上等兵殿が寂しくなった時は自分も寂しくなります…だから解っちゃうんです」
「上等兵殿の世話は自分がします!」
と、ホモホモしさもアップし、2人はもはや夫婦と化してしまう。
3作目。勝新太郎の仕草が本当にあざとい…、驚くほどに。あざとい以外の表現が思いつかない。もう大宮が可愛くて仕方ない上等兵。大筋の話があるんだがぶっ飛ぶくらいに主役二人の関係の変化ばかりが気になる。
映

映の感想・評価

3.5
有田(田村高廣)と大宮(勝新太郎)がなんかもう夫婦みたいになってる…。
勝新太郎の当たり役らしい。前シリーズは観てないので少し補足説明してもらいながら鑑賞しました。魅力は満載ですね、いろいろ不自然なところがどうでもよくなる。昔はこういうの観てスカッとしてたんだろうなぁと。
>|