サム・ペキンパー 情熱と美学の作品情報・感想・評価・動画配信

「サム・ペキンパー 情熱と美学」に投稿された感想・評価

サムペキンパー監督のアンソロジー
基本的に時系列で話が進むだけの無骨な仕上がり
好きな作品が多い監督なだけに観てて楽しかった
しかし本当に絵に描いたような想像通りの監督だったんだなぁと観ると思うはずです
大好きなアーネストボーグナインが本当想像通りの喋りっぷりでシビレました笑
映画会社との確執が、まるで「フォードv sフェラーリ」みたいだったなぁ。
 「私自身や人生の全てをスクリーンにぶつけた」と冒頭でペキンパー監督本人が語るが、彼の人生を俯瞰して見てみるとまさに彼が撮った映画の主人公を地で行く生き様だったことが分かる。

 周りにどう言われても自分のやり方を曲げない。その先に破滅が待っていると分かってても進んで行く他ない。
 芯が強いとも言えるし、不器用だとも言える。(「俺が女優を苛めてたら止めてくれ」と言ってるそばから女優を罵倒してたエピソードは笑っちゃう)

 彼の映画では、激しいバイオレンスか炸裂するまでが結構ゆったりしているが、これは監督自身が製作陣と揉めて干されていた時期を反映させているからだと思っている。
 
 『ワイルドバンチ』や『わらの犬』、『ガルシアの首』に『戦争のはらわた』。
 それぞれ一本の映画が自身の人生になっている映画監督なんて他にいるだろうか?

 スタッフや俳優にも容赦はなかったが、監督の事を述懐する関係者たちの口ぶりは実に楽しそうである。(特にアーネスト・ボーグナイン)
 多くの敵を作ったが、慕われていた事がうかがえる。
 ペキンパー監督が『ダンディー少佐』を降板させられそうになった時、チャールトン・へストンが「俺はノーギャラでいいからペキンパー監督を降ろすな」と言い放ったエピソードは熱い!

 彼の作品がより味わい深く感じられる。
マックイーンのインタビュー(声)や、撮影風景は、もう嬉しくて涙が出ました。最初は、ちょっと、いわ、かなりビックリでした。
珍しく涙が枯れるのが、砂漠に水を撒き散らすように早かったッス。
故人を知る人や近くにいた人「らしき人たち」や、そういう人たちに話を聞いて本にした人が、あーだこーだと、亡くなってから作るドキュメンタリーは、今の私は、嫌いなんだと知りました。
何かの事件を起こした犯人のご近所や同級生、事故を見た人のインタビューを見ている気分でした。
コバーンとか、アーネットさん出てて嬉しかったけども、ペキンパーという人となりが、孤独な変人の天才では片付けられないから楽しみにしていたのになぁ、と。アリー・マッグロウ?も出ますけども。
いろいろな作品の裏側を見れたのは、本当に目汁鼻汁で嬉しかったけど、淋しいドキュメンタリーでした。
tomharak

tomharakの感想・評価

3.5
典型的な、映画を作ってなければガチのヤバい人…
あとまあ、話を聞けば聞くほど監督本人が最も西部劇の登場人物的過ぎて…なんだよ酒場で出されたビールを吹き出して『牛の小便か』って…

『ワイルドバンチ』でペキンパーを知りコーフンしソフト化されてるものについては全作品観たのですが、特徴であるバイオレンス描写が際立つ作品よりもさらに『ケーブルボーグ』と『ジュニアボナー』のやさしいまなざしが好きで、このドキュメンタリーの中でもその2作に関しては関係者もみな口を揃えて傑作、観返して欲しい、と言ってたのが嬉しかったすね…

基本的には年代順に作品追いつつ関係者の証言でペキンパーのパーソナリティーを浮かび上がらせてく構成ですが、作家性や技術的な面にはもう少し突っ込んだ内容が欲しかったです。
粉雪

粉雪の感想・評価

3.5
フォロワーさんのレビューで、アマプラで見放題と知って早速鑑賞。

画面に映るペキンパーは人の良さそうなお爺さんに見えるんだけど、目がね、鋭い、やっぱり。

「荒野のガンマン」と「昼下がりの決斗」が語られていたけど、特に「荒野のガンマン」は脚本が酷かったとはっきり言われていて笑った。

やっぱり酷かったのか。変な設定だったもんな。
でもそれなりに面白く見られたから、凄いよね。

「ワイルドバンチ」はストローザーマーティンも出てるし、是非見てみよう。
アリマッグローも出てきて当時のマックィーンとのスキャンダルを話してるのは面白かった。

マックィーンとペキンパーを組ませると危険だ、ってのにも笑った。
情熱をかけて作ったフォルムを制作陣に切り刻まれ、めちゃくちゃにされ、酒に溺れていくペキンパー。
みんな結構ひどい目にあっているのに、懐かしそうに故人を語る。ハチャメチャだけど、映画人として才能を認められていたのだろう。

アーネストポーグナインが話してたメキシコ軍が実弾撃ってきたのは、笑ってたけどかなり酷い。
まだ見てない作品を見たら、もう一度ゆっくり見たい。
なお

なおの感想・評価

3.8
ペキンパー監督の作品と裏話のドキュメンタリー映画。
初めて動くペキンパーを観たけど、かなり痩せ体型の監督。勝手にもっとガッチリ体型かと思ってた。
額にはいつもバンダナを巻いてて立川談志みたい😄
ドラッグとアルコール依存症に悩まされて、一度はお酒を断つけど、また手を出してどんどん深みにはまる。

ペキンパーは完璧主義ゆえ、製作側ともたびたび衝突する。
自分の納得した作品を撮ろうと思っても製作日数や、予算、作品の意向の違いなど、ペキンパーだけに限らず、完璧な作品にするのは監督にとって難しいだろうな。

ペキンパーとの思い出を語る俳優の中でジェームズ・コバーンとアーネスト・ボーグナインが印象的。
ボーグナインは白髪のお爺ちゃんで、エピソードを語った後、必ずグゥワッハッハッと歯を見せて笑う姿が可愛い😁
そしてコバーンが渋い!
ペキンパーの体を心配したエピソード、コバーンって優しいな!
2人のエピソードや製作話を聞いて、ワイルドバンチと戦争のはらわたは絶対観ようと思う。

マックィーンやペキンパーはまわりの人は大変だったと思うけど、
こういったエピソードを知ると、波乱な人生を送った人の作品は魅力を感じ興味が湧く。
SexyPonyo

SexyPonyoの感想・評価

3.0
ドキュメンタリーとしてはさほど面白くはない。目新しい情報も特にないし。でもまあ、ペキンパー好きなら退屈はしない。そんな感じ。
動画配信にて視聴。

サム・ペキンバー監督の人生を各作品の名場面や制作秘話、作品主演者や関係者のインタビューを交えて進行するドキュメンタリー映画。

正に「天才とアレは紙一重」を地で行く偏屈でワガママ、破天荒且つ酒とドラッグに溺れた孤独な人生…。

劇中、クリス・クリストファーソンが歌う曲と相まって、何とも切なくも気高い孤高の天才クリエイター。

バイオレンスというより、リアリズムを追及している監督なのだと 視聴して納得。

この映画を観て、今まで観た ペキンパー作品を観直したくなった(特に『ガルシアの首』)のと、暫くペキンパー離れしてたので、また再開したくなりました~(^^)


当時はLP盤も購入した、ジュリアン・レノンの1stで代表曲『ヴァロッテ』のPV監督とは、恐れながら全く存じ上げませんでした…m(__)m
ys

ysの感想・評価

3.5
200人めマークだ!キリ番ゲット。
スローモーションのアクションシーンが有名な
サムペキンパーのドキュメンタリー。  
ワイルドパンチ、ゲッタウェイ、ビリーザキッド、バイオレントサタデーは観ました。
ジュリアンレノンのPVも撮ったんですね!
語るのは、ジェームズコバーン、ボーホプキンス(太り過ぎ、別人!)、デヴィッドワーナー、アリマッグロー、アーネストボーグナイン、クリスクリストファーソン、
ペキンパー本人のインタビューも。
ダーティーハリー🎬のドンシーゲルの弟子で、
ジョンフォードと黒澤明を敬愛している。
黒澤明の羅生門🎬がベストムービー。
荒野のガンマン、昼下がりの決闘、ワイルドバンチ、
ビリーザキッド、キラーエリート、ガルシアの首、
戦争のはらわた、コンボイなどの裏話が聞けます。
プロデューサーと度々衝突。
仲裁に入ったチャールトンヘストンの、
申し入れがカッコいい。
ペキンパーはすぐ怒り、
スタッフは1日に何度もクビになる。
その反面、演技に感動して涙を流し、
カットを言えなかったエピソードも。
シンシナティキッド🎬では、
監督をクビになり、ノーマンジュイソンが受け継いだ。
TV作品ヌーンワイン(昼酒)🎬では、
カット後にカメラを回し続け、
大女優オリヴィアデハヴィランドを罵倒。
その時の素のリアクションを採用した。
わらの犬🎬の当時のダスティンホフマンや、
スーザンジョージのインタビューも。

投げナイフが好きで、専用のドアを常備した。
50歳の誕生日には有名ミュージシャン、
RS、KM、BDがドアをプレゼント。
暴力のない作品、ケーブルボーグ(砂漠の流れ者)🎬、ジャニアボナー🎬も名作だそうです。
ゲッタウェイ🎬で共演した、
スティーヴマックイーンとアリマッグローが結婚。

サムペキンパー 享年59
朝から酒を飲むアルコール依存と、
コカインにも溺れ、長生き出来なかった。
わらの犬、ガルシアの首を観ないと。
指圧は英語でもシアツだった!笑

🏆監督スタッフのドキュメンタリー ランキング🏆
4.5 ホドロフスキーのDUNE
4.0 デパルマ、ピープルvs.ジョージルーカス、
スタンリーキューブリック ライフインピクチャーズ、
ロマンポランスキー 初めての告白、
映画と恋とウディアレン、
ヒッチコック トリュフォー、
チャーリーチャップリン ライフアンドアート、
3.5 デヴィッドリンチ アートライフ、
キューブリックに魅せられた男、
キューブリックに愛された男、
 サムペキンパー 情熱と美学、

日本で生まれたオリヴィアデハヴィランド。
現在103歳です。
この犬猿ドラマがずっと気になる。
ウィキより。
2017年6月30日の自身の誕生日前日にドラマシリーズ『フュード/確執 ベティ vs ジョーン』のテレビ局FX及びプロデューサーのライアン・マーフィーに対して訴訟を起こした。
ドラマはタイトルの通り、デ・ハヴィランドの旧友ベティ・デイヴィスと『何がジェーンに起ったか?』の共演者ジョーン・クロフォードの確執を描いたもので、キャサリン・ゼタ=ジョーンズがデ・ハヴィランドとして登場している。
(主演はジェシカラングとスーザンサランドン)
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