モレッティ、すごいなー。
5点にしとこ。
前半で、病床の母にと総菜屋で買ったあれこれが母の前に出されなかったあたりで、もう泣きそうだったね。
モレッティ自身は、もう少しうまく生きているように見える…
「息子の部屋」が好きだったんで、もうちょい分かりやすく心に沁みるやつを期待していたのですが、ちょっとイメージしてたのとは違ったかな〜というのが正直なところ。
途中途中で、
え、このシーンいる?
的…
映画監督である主人公マルゲリータの、爆発しそうな心の叫びが聞こえてきそうだ。入院中の老いた母親の病状は落ち着かない。映画撮影の現場では、俳優もスタッフも自分の思い通りには動いてくれない。娘も何を考…
>>続きを読む人生において人との関わり合いはとても重要であり、1人では決して生きていけません。しかし、人間はその事を忘れて自分勝手な生き方を誰しもがしてしまいます。マルゲリータは他人を一方的な視点からしか捉えられ…
>>続きを読む家族とか、人生とは何かという普遍的な人間のテーマを抱えながら映画監督としてひたむきに生き、死の道を辿ってゆく母の存在を受け止め家族愛の大切さを再享受するマルゲリータとその家族との悲哀に満ちながらも教…
>>続きを読むナンニ・モレッティ作品は初。
病と闘い死にゆく母、仕事、自らも母である
主人公の、、?
モレッティ監督の自伝なのかな。
彼がフィルムを通して母に伝えたいことの全てなのかな。
私には胸にくるものが少…
『息子の部屋』に近い主題のようだけど、メタ映画な視点が増幅されてて、おそらくこれは監督の自伝的な部分の反映なんだろうなと思う。昔の作品をあまり観てない(ナンニ・モレッティ鑑賞はこれでまだ3作目)ので…
>>続きを読む誰もが直面する避けようの無い、そして答えの出せない重い問題を、仕事に、家族や恋人や職場の同僚との人間関係に悩むマルゲリータが直面する。
決して他人事とは思えなく、ついつい自分と重ね合わせ観てしまい…
© Sacher Film . Fandango . Le Pacte . ARTE France Cinéma 2015