丁度半世紀前、スーパー無しのヤンチョーの映画が複数本日本初上映された時、本作は含まれてたのか、当時のパンフレットを引っ張り出せば分かるが、そこまでする気もしない。とにかくそれから個人的に上京し、何…
>>続きを読む「新文芸坐シネマテーク vol.48/驚天動地_。ヤンチョー・ミクローシュ」で鑑賞。
1917年の“10月革命“で政権を握ったボリシェヴィキとレーニンの支持者たちによる社会主義信奉者の“赤軍“(革命…
ひたすらに銃声が鳴り止まず、人がただただ死に続ける光景であっても情が揺さぶられる余地は一切ない。人々は画面を躍動させるための装置となって、整列させられ、服を脱がされ、逃げ惑うことになる。戦争の悲惨さ…
>>続きを読む本来は十月革命の50周年を記念して、製作される予定の映画だったが、ヤンチョー監督は十月革命の映画ではなく、戦争そのものを撮った。もちろん、ソ連では上映禁止を喰らったわけだが、当時のソ連に楯突ついてま…
>>続きを読むすごい。
こんな作品がこれまで未公開だったとは信じられない。
文字通り右往左往する人とカメラ。物語自体はほぼなく、ずっと人が処刑される様を見続けるような映画であるが、始まりと終わりに印象的な前後の…
水や空が流れ移り変わるのを観ているような気分だった。こんな題材の映画なのにある意味とても美しい映画だった。
馬の駆ける力強い足音、行進の足踏み、水の音、そして幾度となく鳴り響く銃声。あまり台詞とい…
川辺で全裸にさせ、追わずに逃すというシークエンスで、手前で背を向けてる人がいたが、基本的にパンフォーカスな作中で珍しくフォーカスが切り替わる。
あるいは赤軍が流れ着いた先で初めて病院が出てくるシー…