「座頭市」シリーズ第十二作。
「座頭市血笑旅」以来の三隅研次監督と言う事で期待大だったが、やはり三隅研次監督の「座頭市」は最高だった。
例の如くクローズアップによるメリハリと緊張感が格好良いし、…
『座頭市』シリーズ第12作。
旅の途中、船の中で丁半博打を行う市。
乗り合わせた浪人・十文字糺と将棋を通して親しくなるが…。
孤高の剣豪が登場する回は、やはりそれだけで楽しい。
薬代を稼ぐため、素人…
舷梯から落ちそうになる市っつぁんを助けるのは成田三樹夫。嬉しー。祭りで土器割り?十文叩き?何あれ殴られ屋みたいなの?やってる成田三樹夫さーん。市っつぁんの灰神楽にドロップキック、顔面を貫通する煙管、…
>>続きを読む多数の登場人物と市を絡めつつ破綻せずラストまで一気に突っ走っていく伊藤大輔(脚本)&三隅研次(監督)コンビの語り口は見事としかいいようがないし、卓越した三隅監督の映像センスも相変わらず冴えているけれ…
>>続きを読む座頭市は将棋好きの侍(成田三樹夫)と仲良くなる。
イカサマを見破ったせいでヤクザに襲われるが、とばっちりを受けた少女が怪我をする。
ヤクザ以外はそれぞれ事情を抱えており、なんとなく物悲しい一編となっ…
将棋で待ったをかけた相手を斬り殺した男を仇討ちのために探して旅する、ってそれ完全に『下郎の首』じゃねえか、と思ったら脚本が伊藤大輔。セルフパロディが臆面もなさすぎる……
成田三樹夫が時代劇の浪人役、…
入り混じる伏線たちが出会う場所
(伏線→座頭市マラソン辞めようかと思ってた時にこれだもの→過去作の名場面を散りばめてくれた良いストーリー→おタネさんの残り香も感じさせてくれる→脚本も整っていてこれ…