「君に生きるのを手伝ってほしい」
漫画原作は未読で鑑賞。
ずっと涙が止まらない作品だった。
これは感動どうこうではなく、きっと幼少・少年期に似たような経験があったこと・どの登場人物の気持ちが痛いく…
全ての愚か者、つまりは全ての人間に見て欲しい映画です。
◆ストーリー
小学校でガキ大将的なキャラの主人公石田将也のクラスに、聾唖の少女、西宮硝子が転校してくる。
ノートを広げての筆談、補聴器や手話な…
この映画や原作を語る時、西宮硝子が耳の聞こえない女の子だという事で、一口に障害者を描いた漫画・映画だと思われるかもしれません。勿論間違いでは無いし、そこも描いていますが、
僕はこの映画からは、自分…
このレビューはネタバレを含みます
正直思うところもありつつ、そういうまったく正しくないところも好きかもしれない。普遍的な真理、客観的に論じ得る正義を伝えることだけでなく、特殊な存在としてのキャラクターを望遠レンズで捉え、彼らのふるま…
>>続きを読む自分の事で精一杯で未熟な年頃の過ちや、そうしてしまった事に向き合う事、考える事をしなかったり、変わらないままの自分に嫌悪して自他共に傷つけてしまったり、ずっと緊張感のある空気でヌルッと進んでいく
生…
(c)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会