ヨーロッパ横断特急の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 32ページ目

『ヨーロッパ横断特急』に投稿された感想・評価

実際に目にした人物を材料にして新たな映画のプロットを作り出そうと特急列車の車内でレコーダーへの吹き込みを開始する男女3人。つらつらと口述ででっち上げられる筋書きがそのままメインプロットとしてスクリー…

>>続きを読む
prastic

prasticの感想・評価

3.3

メタ的な構造や撮影、演技のわざとらしさに特徴があるが、なんか全体的にあまりしっくり行ってないような気がする。
ヒロインの顔がびびるほど好みでどうしようかと思った。
あえてダサくつまらなく撮っている感…

>>続きを読む
ENDO

ENDOの感想・評価

4.2

話自体はなんて事ないノワール映画。若きトランティニャンは駆け出しのギャングとして登場。語り手と物語が融和するのは映画ならではのメタ構造。予行練習と本番の繰り返し、取り調べシーンのエコーやカメラ目線の…

>>続きを読む
テキトーに思いついた話をテキトーに撮っているという話をテキトーに撮ってみましたと言わんばかりのテキトーな話がメリハリもなくダラダラ続くだけで、緊縛趣味のない人に一体何の見所があるというの。

メタ構造が機能していたかどうかは甚だ疑問だが、ロケ撮影とかメルヴィル風演出は良くて、こういう画的な良さがある映画はやはり見ていられる。

でもヒロイン?の目がアンナ・カリーナっぽかったこともあって、…

>>続きを読む
t

tの感想・評価

4.0

運び屋トランティニャンが組織の指示により右往左往させられるメタフレンチノワール。いかにも面白そうだが脚本の完成度は疑問。メタに徹することができずサディスム趣味が随所で主張してくる。娼婦マリー=フラン…

>>続きを読む
メタなわりに押し付けがましくないし、トランティニャンがSM嗜好のある新人運び屋というだけで許しちゃう

噛みごたえの悪い映画である。上手く呑み込めていない。いわゆる「フィルムノワール」モノであるし、「ヌーヴェルヴァーグ」モノでもある。ただ、ロブ=グリエらしい(?)エロティシズムやフェティシズムも随所に…

>>続きを読む
三畳

三畳の感想・評価

3.5

あらすじの盛り方やツイッターの前評判でどんなトリッキーな演出があるのだろうとワクワク、なるほどメタやカメラが飛んだりおもしろーい!でも終わる頃には私がその設定を忘れたのか監督がその設定を忘れたのかお…

>>続きを読む

映画に必要なものは美女と銃、という決めつけの窮屈さ。自由な文脈なんてない。奇をてらうこと(承認欲求)とリビドー(支配欲)に束縛されてる不自由さ。
こんなつまんないシナリオでいいんだったら、人はカップ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事