実際に目にした人物を材料にして新たな映画のプロットを作り出そうと特急列車の車内でレコーダーへの吹き込みを開始する男女3人。つらつらと口述ででっち上げられる筋書きがそのままメインプロットとしてスクリー…
>>続きを読むメタ的な構造や撮影、演技のわざとらしさに特徴があるが、なんか全体的にあまりしっくり行ってないような気がする。
ヒロインの顔がびびるほど好みでどうしようかと思った。
あえてダサくつまらなく撮っている感…
話自体はなんて事ないノワール映画。若きトランティニャンは駆け出しのギャングとして登場。語り手と物語が融和するのは映画ならではのメタ構造。予行練習と本番の繰り返し、取り調べシーンのエコーやカメラ目線の…
>>続きを読むメタ構造が機能していたかどうかは甚だ疑問だが、ロケ撮影とかメルヴィル風演出は良くて、こういう画的な良さがある映画はやはり見ていられる。
でもヒロイン?の目がアンナ・カリーナっぽかったこともあって、…
運び屋トランティニャンが組織の指示により右往左往させられるメタフレンチノワール。いかにも面白そうだが脚本の完成度は疑問。メタに徹することができずサディスム趣味が随所で主張してくる。娼婦マリー=フラン…
>>続きを読む噛みごたえの悪い映画である。上手く呑み込めていない。いわゆる「フィルムノワール」モノであるし、「ヌーヴェルヴァーグ」モノでもある。ただ、ロブ=グリエらしい(?)エロティシズムやフェティシズムも随所に…
>>続きを読むあらすじの盛り方やツイッターの前評判でどんなトリッキーな演出があるのだろうとワクワク、なるほどメタやカメラが飛んだりおもしろーい!でも終わる頃には私がその設定を忘れたのか監督がその設定を忘れたのかお…
>>続きを読む映画に必要なものは美女と銃、という決めつけの窮屈さ。自由な文脈なんてない。奇をてらうこと(承認欲求)とリビドー(支配欲)に束縛されてる不自由さ。
こんなつまんないシナリオでいいんだったら、人はカップ…
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