朝目覚め、妻にキスし、シリアル食べて出勤する。待ち時間に運転席で詩を綴らせ、帰宅してポストの位置を直す。妻と夕食後は愛犬の散歩に出かけ、途中馴染みのバーに立ち寄る。毎日それの繰り返し。
しかし、そん…
ジムジャームッシュといえばオシャレみたいな時代があった。
そして久しぶりに観たジムジャームッシュの映画は、なんとなんと優しい映画なの!
オシャレに頼ることなく、実に淡々としてるのにワンシーンワンシー…
汝日常を愛せ。
最高だった。寝相は勿論朝最初に映る置物などを少しずつ変えてズレを生んでる。だから同じ動きでも少しずつ違う。同じ道をバスで走っていてもいつも違う場所が印象に残る。
なんか、感動してしま…
どうやって愛を伝えよう?ーーーー「ジャームッシュの集大成」というのも頷ける。テンポも画面に映る全ても紛れもなく彼の作品。いつもそうだけど、今回も「ああ、こういうこと大切にしたい」と自然に思わせてくれ…
>>続きを読む実のところフィルマークス始めてから初のスクリーン鑑賞であり初日に足を運んだのもこちらの映画館もはじめましてだったもんで、見慣れすぎた通りでも内心ガクブル状態でハンチングを深く被り、観終わった後もエン…
>>続きを読む身の周りに広がる日常を愛すること、わずかな差異を観察すること、自分だけの言葉を拾っていくこと、に関するジャームッシュ流提言。案外「偶然の一致」は沢山転がっている。映画館を出て駅へ歩いていたら双子の女…
>>続きを読むジム・ジャームッシュ監督作品。
ニュージャージー州パターソン、街と同じ名前を持つバスの運転手パターソンの1週間を描く。
正に日常系映画(笑)
ジム・ジャームッシュが映画を作ると、空気感故に何故か日…
詩がマテリアルな存在としてちりばめられ、反復されていく空間は何よりも豊かでクールだ!終盤、言葉の物質性をまざまざと浮かび上がらせる愛犬のブルドッグもまた素晴らしい。Have a nice day !…
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