右から左、左から右、こちら側からあちら側へ、あちら側からこちら側へ移動するカメラ。
全てが正解のように感じられるショットの数々、良い意味で永遠に感じる長さ
映像空間の疎密、cinemaよりかはfil…
自分がひとつの映画の撮影を終えたばかりだったので、映画とは、撮影行為とは、みたいなことを今日ちょうど考えていて、
そんなタイミングで観るのがこれ以上ないくらい抜群だったので、やはり映画の神様に愛され…
まさにリュミエール的回帰そのものとも言えるフィルムだった。映画というのは大元に立ち返れば、一瞬ごとに過ぎ去ってゆく現実をフィルムに定着させて永遠の記録へと変貌させる機構に他ならないわけで、その意味で…
>>続きを読む言葉がまったく分からない国へ、旅行に行ったような気分になりながら観た。ナレーションもなく、人が話す言葉が聞こえたとしても字幕がないので理解できない。
ただずっと知らない景色と、見慣れない服装をした…
つい他のことに気持ちが向いたりもしちゃったけど、殆ど言葉がない長回しの映画なのに不思議と飽きずに見られた。1人ひとりの暮らしのかけらを見させてもらった。
冬の装いと永遠にみえるような待ち時間、ペプシ…
途中意識とんだけどめっちゃ良かった。台詞などほぼゼロの横移動もしくは固定カメラで映される人々の映像。サラミとパン切りのシーンでは『ジャンヌ・ディエルマン』がよぎる。チャイコフスキーのチェロの独奏がと…
>>続きを読む正直かなり辛い二時間になったが、それは予想されていたこと。
せっかくなので色々考えながら見ました。
・1993年の映画だから、当時は冷戦が終わったばかり。西側の人々に対してよく知らない東側諸国の風…
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