カメラをどこに置き
いつ回し始め、いつ止めるか
映像を編集し何かを創作するとはこういう事か。
映し出される1人1人に確かにある人生の時間と、でもそれをカメラが捉えきる前に横移動する時間がアンサンブ…
全編モノローグを排し旧ソ連圏の人々を撮ったドキュメンタリー。アケルマン節炸裂のショット群を楽しめる。
序盤の方が夏?で、画面にポツンと木が一本だけ立っている複数のショットがかなり印象に残った。そこ…
雪すべり、サラミ、踊る男女のクローズアップそれらが素晴らしいのは言わずもがなだか、とにかく横移動で道に佇む人の顔を捉えたカットが、まさに顔で良すぎた。
特に雪降る中で佇む人々にアンゲロプロスの霧の中…
気絶しながら見えた断片を思い返しつつ色んな人の感想を見てはこういう解釈ができるのかとまた新しい視点を持てて面白い。
言葉や音楽を削ぎ落とし鑑賞者に解釈全てを委ねているのって監督が私たちを信頼関係があ…
同じ場所が恐らく日をまたいで何度か撮られていたり、プライベートな空間でポートレイトのようなものを撮っていたり、背後に物語というか旅程がありそうだが、そういったものが断ち切られて素材だけ提示されている…
>>続きを読む“対象を切り取る”のではなく、“同時にそこに存在する”感覚。それは、キャメラをみつめる数多の視線ゆえだし、一瞬映り込む撮影者の影ゆえでもある。とはいえ映画である以上、ショットの恣意性を排除することは…
>>続きを読むCollections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman