黒澤明観てなかったシリーズ。
うーん。終始、何を観せられてるんだろうという感想で、あまり楽しめなかったかな。
結果、遺作になったということで、色んな名作わ作ってここに行き着いたという視点でみると…
内田百間の本を読んでないと、この先生の魅力は今ひとつ分からんと思う。ということで読んでおいて良かった。退屈だとか言われるけど、遺作だと思うと全部許せちゃうよね。戦後の悲惨な有様を散々描いてきたにして…
>>続きを読むテレビで観て鼻垂らして泣いた思い出。
人生には先生が必要で、ホントにすごいのは先生であって、我々はすごい人の真似をしているだけなんだなと再認識。
別に人たらしなわけでもないというか、完全にコミュ障…
このレビューはネタバレを含みます
黒澤明監督の遺作。
まるで昨今の「日常系アニメ」のように、徹頭徹尾清浄な世界が展開される。教師を辞め小説家になった先生とその教え子との交流、ひたすらそれだけを映す。その交流も説教臭いメッセージはほと…
冗長。その所為で妙に記録映画の様な現実感がある。特にビール大ジョッキのシーンは圧巻。一方、庭番小屋での四季は絵画の様に美しい。
度重なる歌唱シーンには閉口。
あんだけ読んだのに、途中まで内田百閒の話…
黒澤明の遺作ツーことで、
そこも予期してた様に捉えられる作品。
初めから「もういいかい?」「まあだだよ」なシーンに期待しか出来ない。
素晴らしすぎる構図とカメラワークと演出と間、そしてセットの数々…
正直に言えば、自分の言葉に自分で笑ってしまっているようなこの映画のノリは苦手ではある。だが、遺作だからといって過度に構えて観る必要もないだろう。メッセージ? むろん最後の「先生」の言葉も余韻を残すが…
>>続きを読む17回の摩阿陀会にて会場に来ていた幼い子供たちにかけた言葉。
「みんな、自分が本当に好きなものを見つけてください。
自分にとって本当に大切なもの を見つけるといい。
見つかったら、その大切なもんの…
黒澤明の遺作。これが郷愁溢れる素晴らしい作品であった。内田百閒の随筆を元に、老年の彼と教え子たちの微笑ましい交流が描かれる。
日常を起伏なく描いた本作。正直、それまでの作風とは異なっている。娯…