ビルマの竪琴 総集編の作品情報・感想・評価・動画配信

『ビルマの竪琴 総集編』に投稿された感想・評価

3.8
20200901-072
1945年7月、ビルマ(ミャンマー)

原作:『ビルマの竪琴』(1948年)竹山道雄
美術:松山崇
犬神家以来の市川崑。
イマヘイや深作のせいで三國蓮太郎がいい役やっている事に違和感を感じてしまうが、それが逆にこの映画の多面性を深めているとも思うのでこの三國もアリ。
azkyon
3.9

1985年 中井貴一の作品は見ているが、こんなに歌っていたかなぁ。覚えていない。
本はもちろん既読済み。

日本に戻らずビルマに残ることを決めた水島が、何を言うこともなく最後に弾く竪琴がやっぱりせつ…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます

物語の前半、日本は敗戦宣言。だが、それが、受け入れられない、日本兵もいて、それが原因で、その日本兵も死ぬ。この作品内には、出て来ないが、沖縄戦で、投降せずに、手榴弾で、集団自決も、これに近い。特攻隊…

>>続きを読む

『埴生の宿』を竪琴で演奏する音が心に染みる…

役者を見たらビルマ語を話す人々も皆日本人だし、撮影現場も9割が日本でビックリしました。
それはともかくとして、市川崑のリベンジ『ビルマの竪琴(1985…

>>続きを読む
qqfowl
4.0

太平洋戦争末期、ビルマのジャングルをさまよう日本の部隊の中に、竪琴が得意な兵隊がいて…という、事実から着想を得たフィクション。虚実入り交じってる部分をどう考えるか、私には難しい作品だったけど、合唱が…

>>続きを読む
ma
-
小津安二郎作品でも観たが、この年代の作品では歌うシーンが多いのは何故?

戦時中の団結、鼓舞などのために歌うことが多かったのだろうか
戦争を経験した世代が作った反戦映画というのが感慨深い。戦場が生む憎しみや怒りにフォーカスせず、命を落とした兵たちへの純粋な追悼の気持ちを描いたことに心を打たれた。
neroli
4.3

◼️水島上等兵は、なぜ日本に帰らなかったのか?◼️
 
 
戦争が終わり、命も助かり、仲間も家族も待っているはずなのに——
彼はビルマに残り、僧侶となって死者を弔い続ける道を選びました。

その選…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事