このレビューはネタバレを含みます
診療時間もとうに過ぎた午後8時。小さな診療所で代診をしているジェニーは、研修医を窘めている最中に鳴ったドアフォンに応じなかったが、その翌日、ドアフォンを鳴らした少女は遺体で発見された。自責の念から内…
>>続きを読むダルデンヌ兄弟は映画の神様に選ばれた二人だ。彼らが描く映画には、人間の感情が溢れ、観る者は、その感情に揺さぶられ、やがて、胸を締めつけられる。良心の呵責からくる誠実さや、人を思いやることで生まれるや…
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~償いたいという気持ち~
社会問題を鋭くえぐるダルデンヌ兄弟監督。今回は移民問題を契機としています。彼らは来日インタビューの中で、ジェニーが扉を開けないのは欧州が移民に対して扉を開けないのと同じ、…
ネットにて鑑賞。
主治医制度を導入しているフランスでは、地元住民には街のお医者さんが担当医として従事してくれる。だから、急な疾患等で患者に何かあれば夜間だって診察してくれます。
物静かで真面目な…
公開当時、『午後8時の訪問者』というミステリー調な邦題とポスターを見て、ダルデンヌ兄弟がミステリー?、と原題を調べてみたら<<la fille inconnue>>とあり、安堵したのを覚えている。そ…
>>続きを読むミステリーではなくドキュメンタリー
先生の視点から語られた物語
だから登場人物の人間関係やら設定やらが理解できない、私とははじめてお目にかかってるのだから
内向きに先生の心のなかだけを見つめたら、悔…
あの時、こうしていれば。
ああやっていれば。
その後悔するって気持ち、誰もが経験することだから他人事に思えなかった。
私だったら?って思うと、何も言えない。
彼女の責任感、諦めなかったことはとて…
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