役者夫婦の妻が男に襲われる。急速に近代化する都市の顔の下に、根強く残る古い価値観の壁が、その事件をきっかけに二人を引き裂いて行く。息詰まるサスペンスで、巧みに現代の病巣を包み込んだ監督の手腕は魔術の…
>>続きを読む襲った犯人は誰?
夏のファルハディまつり第4弾!
これまた胃をギュンギュン締めつけてくるようなストレス満載の作品。
国や文化は違えど旦那や奥さんの気持ちが痛いほど理解出来ちゃう。
後半からの畳み掛…
小劇団に所属するエマッドとラナ夫妻。
舞台劇「セールスマンの死」の上演初日の夜、先に帰宅したラナはシャワー中に襲われ大怪我をおってしまう。警察に通報を拒否するラナ、そして犯人を探すエマッドだったが。…
義父が足怪我してるの見た途端に自分も めっちゃおじいちゃんだった、、って哀れみの目で見てしまったし、倒れて家族がゴタゴタしてるのも見てられなかったし、復讐する気まんまんだった主人公が腑抜けた表情して…
>>続きを読む何この緊張感
最初に襲った義父が悪いが、それはもはや関心の矛先ではない。
夫婦のそれぞれの想い、優しさ、葛藤がありありと伝わる。シーンにおける緊張感がひしひしと伝わる、良い映画。
最後のメイクシーン…
淡々と進んでいくけど、妻が暴行されてからずっと不穏で、嫌な予感に落ち着かない気持ちで見てた。
妻が警察に調べてもらうのを嫌がったから夫が犯人を探すのだが、やはり警察入れたほうがいいのではとずっと思っ…
イランが国として抱える問題を描きながらも、普遍的でどの国の人間にも共感しやすいテーマを題材にした問題作。
舞台上で演じられるアーサー・ミュラーの『セールスマンの死』と、現実に起こる出来事がどこかでリ…
「別離」のアスガー・ファルハディー監督、アカデミー外国語映画賞受賞作品。
教師エマッドと妻のラナは、
夫婦で小さな劇団に所属しているが、
劇団員の紹介で引っ越したばかりの自宅て、
ラマが、夫の帰り…
ハリウッド映画好きな方には退屈な映画と言えよう。性暴力を題材にした作品なのだが、イスラム教国家イランならではのそういった描写は一切描かず、被害女性ですら事件を恥とし公にも出来ぬ立場の弱さ、生活の貧困…
>>続きを読む(C)MEMENTOFILMS PRODUCTION?ASGHAR FARHADI PRODUCTION?ARTE FRANCE CINEMA 2016