独特な世界観。
生と死、過去・現在・未来の境界線が薄い森を舞台に、神秘的幻想的なものがリアルに融合して描かれている。
タイの田舎の風景に癒されながら、次第にこの世界観に引き込まれていく。
なんとも…
このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ良いじゃないか……
淡々とした生活の中に人間外の者たちがスッと入り込んでくる不思議さ、それを自然と受け入れる人間たち。
タイの死生観は知らないけど、死をこうやって見せられたのは初めての経…
初タイ映画。
前回観た「DOOR」からは一転、こちらのBGMはタイ東北部の森・川・虫の音。
タイトルからしてほのほのとしたファンタジーを予想していたらどっこい娯楽性は皆無の難解な作品でした。
登…
文明がなすテクノロジーはあちこちに散りばめられるが、自然そのものは動かない、アノマリズムを直信仰するのか、それとも人間が真の存在に向けて自ら改造していくか、その両者にも依存しない本作は、ただ魂の視点…
>>続きを読む想像していたものより、分かりやすかった。
息子と妻との再会、思っちゃいけないんだろうけど、シュールやな…と思った。赤い目にだんだんと見えて来る妻…不思議な食卓。
動物や虫の命、人間の生と死、生き物の…
このレビューはネタバレを含みます
2020年4月20日鑑賞。
2010年カンヌ・パルムドール受賞作。
カンヌを意識してか、かなり宗教、仏教観(殺生、カルマ、幽霊、前世等)全開の映画。カメラは基本動かない、(仏教ゆえか)死が重く描かれ…
森や丘を前にすると
動物や他のものだった
私の前世が現われる
2016年度カンヌ国際映画祭
パルムドール受賞作
1つ前に見た『宮本から君へ』が熱すぎたので、クールダウン出来る作品を探してた…