豪華すぎるセットも、役者陣も、シナリオの言葉遣いも歴代忠臣蔵映画中トップレベルに作り込まているけど、あまりに荘厳すぎる。渋すぎる。アクションを排して長回しを多用した溝口演出がそれに拍車をかける。
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1941年、日本、時代劇。
溝口版忠臣蔵、前編。
この角度から入るのかーというショット、全体を流しながら映す移動のショット、フレームに入れる構図と、役者の動き(複数)
ドラマはゆっくりなテンポ…
U-NEXT無料リトライキャンペーン中にどうしても見ておきたかったのが溝口健二の元禄忠臣蔵。
前編と後編に分かれていて計4時間弱という見応え抜群の作品。相変わらず長回しを駆使して撮っているので没入…
戦時中に撮られた、溝口健二による忠臣蔵。
戦時中とあって、ちゃんばらといった派手なアクションのあるような時代劇なんかは自粛気味でもあったらしく、それに溝口健二のリアリズム的志向が合致した作風にはな…
国策をいいことに原寸大セットをおっ建ててしまう日本のシュトロハイム
スタッフロール見てわかるように「言語風俗」「武家建築」「時代一般」と考証班の力の入りようが伺える
あと溝口映画は長回しよりもフレー…
このレビューはネタバレを含みます
莫大な製作費が投入され、これセットなの...と驚くばかりの壮観で豪華なつくり。(松の廊下とか原寸大です...)
情報局国民映画参加作品のクレジットや冒頭の"護れ 興亜の兵の家"など国策映画の一環な…
松竹株式会社