〖1940年代映画:歌舞伎実写映画化:時代劇:松竹〗
1941年製作で、青山青果の新歌舞伎派の演目を実写映画化の時代劇の前編らしい⁉️
派手さは無いけれども丁寧に描かれてると感じた作品でした。
2…
溝口健二監督『元禄忠臣蔵 前篇』(1941)
「忠臣蔵」の"記録"。
籠城か討ち入りか。
ただ姿勢をただして、こたえを静かに待つ。
"Records" of "Chushingura".
…
溝口のいわゆる「芸道三部作」で見らる日本精神主義の立場をさらに推し進めてゆけば、日本人の精神性の根源、主君に対する忠義心に行き当たるのであり、それは、「忠臣蔵」において祝祭的に表象されるのである。…
>>続きを読む太平洋戦争開始時に情報局管理下で作られたという名匠・溝口の忠臣蔵。前後編で220分という長尺ながらアクションが殆ど無く、長回しワンカット撮影で会話劇がただただ続くという構成だ。
近年再評価されたとい…
原寸大の松の廊下が凄すぎる。無駄にでかいのとワンシーンワンカットのオンパレード。音楽も、とにかく間延びした音楽で眠気を誘うことは必至。前進座総出演なので、それなりに観れる。新藤兼人が建築監督になって…
>>続きを読む松竹株式会社