元禄忠臣蔵 前篇に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『元禄忠臣蔵 前篇』に投稿された感想・評価

原寸大のセットを作った松の廊下シーンから吉良討伐を決意するまで。あまり録音技術が高くなく言葉遣い難解。流れるようなカメラワーク。
久々の溝健
何より金かかってんなぁっていう美術が素晴らしい
古典芸能(歌舞伎だっけ)原作を映画にするにあたって映画になりきれていないところがあるかな
Jimmy

Jimmyの感想・評価

4.0

1941年12月1日公開の溝口健二監督による忠臣蔵映画。

溝口健二監督が映画化した時代劇。
綿密な時代考証に基づいた建築、衣裳づくりを目指したらしく、建築監督は新藤兼人。
新藤兼人インタビューによ…

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1941年の溝口健二監督作品。真珠湾攻撃の一週間前に公開。きょう12月14日が、吉良上野介邸に討ち入りした日と知って急遽鑑賞。

ほぼカットなしの長回し構成が非常に格調高い。建築監督新藤兼人による松…

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当時の録音技術と時代劇ならではの言葉遣いが相乗してセリフがまったく聞き取れない。
長回しとシンメトリーを意識したカメラワークは個人的に好きではあるけど。


真山青果の歌舞伎のため書下ろした傑作を、溝口健二が前進座を中心とした俳優で撮った作品の前編。

討ち入りにいたるメインストリートではない周縁をえがく独特の構成は原作の青果の手腕だが、それをうまく生…

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ガク

ガクの感想・評価

3.6
これがワンカットワンシーンか。場面毎は非常に美しくて贅沢なのだが、その分テンポが落ちて少し長く感じてしまう。中々に忍耐力が必要。
歌舞伎役者さん達の演技がお見事。
邹启文

邹启文の感想・評価

3.3
古典の勉強してないのが影響したのか、何を喋ってるか一言もわからなかったわ

冒頭の浅野が吉良に襲いかかるシーン、大量の統制の取れたモブと絶妙なカメラワークが、細部まで整い、勢いづいた運動を織りなし大迫力。CUはほとんどなく、構図と運動の優雅なリズムだけ《前編》は煽り気味のス…

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やーち

やーちの感想・評価

3.4
だだっ広い豪華なセットと、そこで躍動するキャストをとらえた長回しのカメラワークに見応えがあった。

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