ドキュメンタリーを見てるよう
地に足を着けて人生を背負って
ゆき子さんが生きてはる
高峰秀子さんがリアル
親身なお医者さん
親切な屋久島のぶさん 千石規子さん
仏印(ベトナム) ダラット 安南王…
盛大な「女が死ぬ」映画。
2025年に住む個人としては、これが成瀬最高傑作か?とも思ったし、最高傑作にしてはダメだろとも思った。
「フェミニズム」という言葉が無くなった時代に改めてどう評価されるのか…
傑作だった
女性が空間の中でポツンと立っているようなフルショットが目立つ気がする
仏印で女中にしていたことを、戦後はアメリカ人がやってるみたいなセリフ、階段から女性投げ飛ばす小津の某作品とはあま…
有名な作品なのでタイトルは知っていたけど、こんな影のあるストーリーだったとは驚いた。
50年代のメロドラマって焦らされながらハッピーエンドになるんじゃないの?
オープニングの音楽からしてどんよりし…
なんで最後冨岡はあんなにも泣いていたんだろう。良さそうなことは分かったが、いまいち実感を持って観ることができなかった。それが悔しい。まだこの映画の本領を受け取れていない気がする。女優さんの目や眉毛の…
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これまで観た成瀬作品よりスケールの大きい、ダイナミックで恐ろしいメロドラマだった。時代のうねりもありながら、両者の立ち位置や感情が大きく移り変わり、終わりが見えないまま徐々に奈落に近づいていくよ…
消費される映画と対極にあるように感じた。カメラの取り方、音楽に派手さが一切なく、ただただ、心情の揺れを物語と役者の演技で描く。一途なゆき子がただただ悲しい。世話するわけではなく、女中にゆきこになにか…
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