[教えてくれ、明日の時の長さを] 100点
人生ベスト。アンゲロプロス版『無限』。1995年に満を持して出品した『ユリシーズの瞳』が予期せぬ強力なライバル『アンダーグラウンド』に敗れた後、遂にパル…
紫色のバスに揺られて、乗り込む人々が各々の声で呟いていく。それは詩、弦の揺らぎや恋の演技。生死の狭間をただようたった2人きりの幸福感と、言葉にはならないこの世への悲哀。
宮沢賢治の透明感、黄色のカッ…
死と希望のイメージがこれでもかと詰め込まれていて面白かった。
アンゲロプロスを観るといつも相米は浮かぶけど、今回は黒沢清も感じた(廃墟での人身売買や子供達が警察に見つかって走り出す所)
言葉を買う詩…
なんかよくわかんないけどかっこいいぞ!ないつものアンゲロなやつ
アンゲロのこと知らないで唯一リアルタイムで見たやつでもあるVHSで
当時と印象は変わらないというか若い頃だったらこういうのもっとありが…
詩人は言葉でしか世界を捉えないから言葉がある限り死ぬことはない。
だからアレクサンドレ!って呼ばれて始まりそして終わるのかなと思ったり、あれ、そうだったっけ?
バスのシーンがすごく良くて泣きそうに…
言葉で君を連れ戻す
死へ向かう祝福
どこに行ってもよそものなのは、監督自身が境界を旅し続ける存在だから。私と同じ
国境に囚われ続ける霧の中の黒い人々
私の人生の最後もこれぐらい演出されたらいいなと…
高齢の詩人の孤独と悔恨を、アンゲロプロスのひたすら長回しのキャメラが写し撮っていく。物語らしきものは、ほとんどない(まったく無いわけではない)。冒頭の、三人の少年が海に向かって走っていくショット、ラ…
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