エタニティ 永遠の花たちへに投稿された感想・評価 - 39ページ目

非常にゆったりとした時間の流れで、最初から最後まで同じテンポで進んでいた。

風景、家の調度品、人物、全てきれい。上流階級の生活。

誕生、出合い、別れ、死が、永遠に繰り返される映画。

ドビッシー…

ひたすら美しい。何もかも。
ただ内容は何というか、とあるファミリーの一生を長々と見させられてると言うか…。
絵画の様な映像、音楽を楽しむ映画なんでしょうか。
セリフはほとんどありません。


鑑賞後…

　花があるから幸せなのか。幸せだから花があるのか。どちらにしろこの映画の中にはいつだって幸せのそばには花があった。

　一族の生死を分ける出来事がただただ淡々と描かれていて、伴侶と出会い、結婚し、子…

印象派絵画のようなフランスの光景のなかで生まれ、愛し、死んでいくブルジョワ家の人たちを何世代にもおよぶ川の流れのように、そして時に点描のように描いていく作品。ほぼすべてのカットが風景画や肖像画として…

2017．10．01．横浜シネマジャック&ベティ

疑いのない愛、
花や樹々、光の輝き、年齢を超えた女性たちの美、子どもたちのそばかすやまつ毛、さまざまなかたちの揺るぎないものたち……

なかでもい…

映像美の素晴らしさがさすがトラン・アン・ユン。庭も海もため息がでるほど美しかった。ナレーションはやっぱりトラン・ヌー・イェン・ケー(監督の奥様)だよね。子育てから卒業した中高年の女性には一番刺さるん…

多産多死の時代…泡沫の如く生まれては消える儚い命。突然絶たれる枝もあれば広がり繁っていく枝もあり、宛ら大きな樹木の生長を見る様な家族の大系譜。特に数奇な運命へと導かれる従姉妹夫婦の物語がメイン。映…

在仏ベトナム人監督トラン・アン・ユンが初めて"フランス"を撮った意欲作。

かつてベトナム戦争により一家でフランスへ亡命移住した経歴の持ち主ですが、
常にベトナム人というアイデンティティーに誇りを持…

なんて美しい..

人間の営みを、まっすぐに純粋に捉え、
時代や誰かのせいにすることなく
「生」をまっとうする女性たちを描く。

邪念や憎しみがほとんど描かれないので、
リアリティのなさを言及するひ…