安城家の舞踏會に投稿された感想・評価 - 4ページ目

『安城家の舞踏會』に投稿された感想・評価

mh

mhの感想・評価

5.0

戦後におきた華族の没落を描いた群像劇。
個性的な華族の面々を一夜の舞踏会に巧みに配置している。チェーホフの「桜の園」が下敷きとのことなんだけど、それにしたってうまいと思っているとまだ監督業を初めてな…

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K

Kの感想・評価

3.6
名門華族である安城家の没落を描く。

時代の流れとともに衰退していった華族が、舞踏会を開くお話。終焉と再生が描かれてる。
花椿

花椿の感想・評価

3.7

その時代にしか描けない作品はそれだけで素晴らしい。
古い映画のいいところは、今では考えられない作品に難なく入り込めること。

華族の没落という雰囲気、哀愁、言葉遣い、舞踏会という文化。今の日本では全…

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odyss

odyssの感想・評価

3.5

【肖像画の意味】

20年以上前に名画座で見たきりでした。BS録画にて再鑑賞。

最初のあたりは説明的なセリフが多くて、ちょっと硬いと言うか、ヘタクソだなと思えるけれど、そのうち流れに乗ってきて作品…

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potatohead

potatoheadの感想・評価

2.5
ベタベタな演出は原節子を埋没させる為だが、それでも段違いに輝いてしまうと四方田さんが書いてたけど、その通りやな。
フク

フクの感想・評価

4.0

敗戦後、GHQ統治下の日本にあって、華族としての地位を剥奪され、没落していく安城家の人々を取り巻く悲哀と人間模様を、吉村公三郎が流麗なタッチで描く。
哀しみを漂わせつつも毅然とした滝沢修、原節子、現…

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ひでG

ひでGの感想・評価

4.2

太平洋戦争中にも次々に作られた映画を観て、アメリカ社会の余力を感じたことがあるが、

戦争で多くの人命や施設を失って、まだ間がない年に、これほどのクオリティを持った名作を作り上げられる、日本映画界の…

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むぎ

むぎの感想・評価

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授業にて鑑賞
hmsuga

hmsugaの感想・評価

3.7
少々ベタな演出と画質が悪い作品だが、素材的には面白い脚本。 戦後2年後に撮ったことが凄い。
リメークされたら良い作品になる要素は多分にある。
原節子さんはやはり光っていました。

“華族”・・・かつての華やかなりし特権階級の栄枯盛衰
調べると、この華族制度が廃止されたのが、1947年とありました
正に本作が作られた年だったのですね
自分にとって、映画は時に“歴史の教科書”です…

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