戦後の華族制度廃止に伴う名門安城家の最後の舞踏会をめぐる話。太宰治の「斜陽」など華族を取り上げた作品はあれど、戦後75年近く経った現代では「そういうのが昔あったんだ」ぐらいの感想でしかない。昔の女性…
>>続きを読むあなたのことがずっと好きでした、
じゃなく、
あなたのことをずっとお慕いしておりました
って、いつまで一般的に使われてた日本語なのだろう。
おそらく明治〜使われていたであろう美しい日本語が印象的…
終戦によって華族制度が廃止され、いわゆる没落貴族となった名門安城家。
いよいよ家計が立ち行かなくり邸宅を手放すことにして、最後の思い出に舞踏会を開く。
プライドの高い出戻り長女、女にだらしない長…
小津でも成瀬でもない原節子観る
また観るです
華族制度廃止で没落した旧伯爵
安城家一族が開いた舞踏会での話
昭和22年作なので画像、音質良く
ないですがかなり面白い
久しぶりでしたが何度観てもです…
戦後2年目に公開された作品。没落した名門華族・安城家最後の舞踏会で繰り広げられる人間模様は、まさにこの時代の混沌を描いていると感じた。ラストに向けて、明確なセリフは用意されていないものも、それぞれの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
終戦後の華族の斜陽。最初は少し退屈だったけど、予想外に面白かった。悲劇に終わるかと思ったけど、明るい展望で終わってホッとした。何より俳優陣の言葉遣いが耳に心地よくて、素晴らしいなと感心した。次女・敦…
>>続きを読む戦後2年でこの完成度。
敗戦で地位の逆転、愛憎渦巻く舞踏会の中で、それぞれの人間模様がよく描けており、最後まで見入った。
平手打ち連打の後のピアノ使い方(ラフマニノフ?)、緊迫時にみせる斜めのフレー…
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