前後編合わせて観ての評価ではありますが、非常に良い作品です。
詐欺グループの一員だった新次は、同じグループの裕二に裏切られ事件が勃発、少年院にいた過去がある。
3年の刑期を経て、職や家を探してい…
【 刺々しい、重々しい、ヒリヒリする作品 】前編
寺山修司の唯一の長編小説(1966年刊行)。あのアニメ「あしたのジョー」の主題歌の歌詞も書いた寺山。彼は「この小説をモダン・ジャズの手法によって書…
2020年、寺山修司の命日に。
競馬、自殺、親捨て/子捨て、家出、どもり、戦争、性そして、ボクサーと片目のトレーナー(あしたのジョー感)。
寺山要素盛りだくさん。
(寺山修司は「あしたのジョー…
【あゝ、荒野 前編】
俺の中の若手No. 1俳優である菅田将暉とライフタイムベストに入るだろう韓国映画『息もできない』のヤン・イクチュンが寺山修司原作の小説に出るというだけで観ようと思っていたがなか…
変化
裏切った仲間への復讐を糧にする男。吃音で赤面対人恐怖症の男。二人は同じボクシングジムへ出向き新たな一歩を同時に踏み出した。
生臭い作品でした。
新宿という街がうまく利用されていた気がする。…
原作では主役がバリカンというところに、寺山修司の意識が現れている。
ボクシングによって他人と繋がりたいバリカンの心情を、中心に据えたところだ。
『あしたのジョー』主題歌作詞で知られる寺山は、そ…
映画の舞台となる新宿で鑑賞。満席。
前後編あわせて305分。前編だけでも157分と長いけど、全然感じさせない面白さでした。
・
不器用ながらも成長していく2人。
喜怒哀楽の感情がよく伝わってきて…
原作未読。寺山修司って名前は聞いた事あるけどどんな人なのかは全然知らん。2021年東京オリンピックの翌年という近未来が舞台で、東日本大震災に自衛隊海外派遣、不況に振り込め詐欺、自殺問題など時事ネタが…
>>続きを読む(C)2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ