■認知症
この言葉は一切出てこないが、本作にはサブテーマとして「認知症」がある。監督は最初に、ダゲール街の香水店の老おかみマルセルを紹介し、彼女に惚れ込んだことを制作のきっかけとして説明する。実際…
【Quotidiens et Questions(日常、そして質問)】
現在、渋谷イメージフォーラムでは『アニエスによるヴァルダ』公開記念で『ラ・ポワント・クールト』、『ダゲール街の人々』も上映され…
70年代のパリの14区タゲール街のボロい商店街。いますぐ行きたいっつーの。トップバッターの老夫婦が営む雑貨屋、あの雑然とした店内で爺さんが調合する香水わたしも欲しいです。お店にあるアンティーク然とし…
>>続きを読むおそらく金銭的にあまり豊かでは無いであろうが、それでも心は何一つ貧しく無い美しき「営み」の数々。その手から生まれた「生活」が誰かの「生活」となり、メルシーには当たり前の様にメルシーが返される。長年接…
>>続きを読むパリのとある商店街の人々のポートレートって感じで、それぞれの職業の特性が出ていて良かった。
別人の似た感じの運動、所作を編集で繋げていくのが楽しい。
マジシャンの微妙な感じの実力もよかた笑 あれ、今…
ワイズマンの街モノやコミュニティモノをつい重ねてしまうものの、ヴァルダの視座の根底に横たわる「人間大好き!」って感情が横溢し始めるんで鑑賞後の疲れが全く無い。何時間でも観ていられる
アニエス・ヴァ…
アニエスヴァルダの鋭い観察眼で、意味をなさないであろう日常の何気ない一コマに意味を持たせる。
編集というマジックで日常を切り取り、非日常のものへと変化させる傑作。
インサートの仕方が秀逸すぎてヒイタ…
大好きなアニエス・ヴァルダが撮ったダゲール通りのドキュメンタリー。
自作の香水を売る老夫婦の姿からスタートするのが印象的で、店内からガラス越しに外を見つめるおばあちゃんは何を思うのだろう。
街で店を…
愛すべきリュダゲール
みんなが出身やカップルの出会いを話すのがよかった 自分があの場にいて自分がよそ者のように感じたけど、みんなも元々はよそ者だったんだな
香水の調合屋さん、時計屋さん、ブシュリー、…
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