ドキュメンタリーはあまり個人的によほど対象に興味がない限り好まないのだが彼女が撮ればこんなに甘美に、しかし諦観にも似た哀しみをもって物語になるのかと感嘆。香水屋の老夫婦から始まるが妻はどこか心あらず…
>>続きを読む傑作です。
先日公開された「顔たち、ところどころ(Visages, Villages)」ではストリートアーティストのJRとフランス中の村を渡り歩いて住民をカメラに収めていたアニエス・ヴァルダ。
VV…
色々な店とそれを経営する人間のルーツを通して、ダゲール街に住む人々の生活を映し出したドキュメンタリー。店の中、あるいは窓越しに中から外を映すショットが全体の6~7割を占め、時折商店街からウィンドウ越…
>>続きを読むただ街の人々を良い具合に映すだけでも素晴らしい映画は成立するということの証明にも思える。
意外とカサヴェテスやワイズマンっぽい撮り方されてたけど、それでも人々が魅力的だったから結果オーライか。
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最後の「どうであれ、これを捉えたのはダゲール街に住むアニエス・ヴァルダ」みたいなアニエスのナレーションだけで満足 大道芸人と肉屋を並べることで関係性を生み出すしゲラゲラ笑うおばちゃまを遠目で見て楽…
>>続きを読む(c) cine tamaris (c) 1994 agnès varda et enfants