このレビューはネタバレを含みます
荒木浩さんに密着した前作『A』とは異なり、様々な拠点で生活をする信者たち、地域住民、警察などの関係性を映すドキュメンタリー。一番衝撃的だったのは、最初は反対運動をしていた住民が信者達と打ち解けて交流…
>>続きを読む鑑賞後に真っ先に浮かんだ言葉は「分からない」だった。
オウム信者が時に善に見え、悪に見えた。また、市民団体・右翼・警察も時に善に見え、悪にも見えた。
改めて属性では判断することの恐ろしさであった…
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-2024/6/22(土)-35
森達也監督作品、131分、U-NEXT
前作『A』よりも教団内部を深く見ることができた。マスゴミは住民たちとの交流を一切映さず、自分たちの作った視聴率の取れる都合…
カメラを向けるということ、それはある意味罪を問うということであるが、彼らは前作も今作それを受け入れている
麻原を信じているから、オウムを信じたいから口では分からないと言うけど彼らは自覚しているだから…
印象的な場面は前作よりも多いかもしれない
「得体の知れないもの」への恐怖、近隣の人たちに関してはもはやそれに尽きるんやろうなと思う、言葉を交わす気もさらさらないしそもそも彼ら信者たちのことをおそらく…
1999年。地下鉄サリン事件から4年が経ち、布教活動の全面禁止を発表したオウム内部に森達也監督が再びカメラ一台で潜入するドキュメンタリー。前作『A』をまさか超えてくるとは、、という大傑作でした。
…
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前作に比較しオウムそれ自体へのフォーカスは弱まり、どちらかというとその周辺をピックアップしているような作りに感じた。
また森監督による言葉の登場頻度増加が象徴するように、作り手側の意思がより見えや…