牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版の作品情報・感想・評価

「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版」に投稿された感想・評価

Risako

Risakoの感想・評価

4.4
すごかった、圧倒されてちょっと一日たった今でもぼーっとするなあ
台湾の蒸し暑そうな、湿ったような空気の中で行われるリアルな少年たちのやりとりとか、むずがゆいようなロマンスとか、
小明が最初かわいくなくて、これでヒロインいくのかっておもったけどどんどんかわいくみえてきて彼女のセリフや表情にひきこまれた 全体的にすごくセリフが練られてるなとおもった 光と闇の使い方もうまかったし、音楽が全く使われないのに対比して小公園で行われる陳腐かつチープな演奏会がきらきらしてた ヌーヴェルバーグを思わせる大道具やカットの仕方もすてきだった 舞台は台北で、彼らは大陸から移住していて、日本家屋に暮らし、アメリカの歌謡曲にあこがれて、、文化の混沌もおもしろかった
でもわからないなあ、まだまだいいたいことがあるはず、4時間という超長編にしたからには

DVDでてほしいなあ、10年後にまたみたいです
Ryo

Ryoの感想・評価

4.2
少年達の感情、環境がどれ程その人に影響を与えるか、ひしひしと伝わってくる
あ

あの感想・評価

-
ジャケットの改善の余地あり
帽子

帽子の感想・評価

4.9
ひとつひとつのショットが素晴らしい。
無駄のない切り替わり。
ハリウッド的なストーリーラインの映画を観ると、ストーリーばかり追ってしまうが
この作品は違う。
ショットで魅せる。
その空間、時間で魅せられている感覚。
視覚的な芸術作品を楽しませてもらっている感じです。
もちろん、物語や時代設定も興味深いです。何度か見返したくなる映画。
保健室前?の二人の会話を
壁に映る微かな二人のシルエットで表現してるのには、震えた。
改めて鑑賞。
個人的には、『やっぱり映画は2時間以内に収められてベスト』という考え方があるが、この映画を観ると、4時間映画も全然アリだなと思わされてしまう。
2時間半や3時間ものの映画になってしまうと、どうしても間延びしてしまう映画が多い印象があるが、この映画は1時間ごとの尺が積み重なるごとに自然と世界観に入り込んでしまう。

登場人物各々の立場を示す情報提示…
台詞の構成が非常に上手く、激しいカメラの動きもほとんど無い中、落ち着いて、登場人物たちの私生活感をさらけ出している。

ファーストシーンから、
夜間学校の入学決定を通達するような台詞のやり取りから始まり、主人公が『昼間』と『夜間』の狭間の境界線で、『夜間』の中学校に足を踏み入れることが伝わって来る。(足を踏み入れてしまった)
『夜間』の中学校は『昼間』の環境下と比べ、やはり環境下が悪く、ヤクザ気取りの学生同士が、縄張り争いをしている描写が重点的になっていく。
しかし、ラストカットを見ても分かる通り、コンセプト自体は主人公(少年)の『純愛』そのものにある。

主人公は決して、
感情を激しく表に出すタイプではなかったが、ラストカットの変わりようを通じて、年頃の少年たちは何色にでも変われる。
この作品内では、その変わりようのきっかけを『何かを求め見返りを欲した時』に生じるものであると…統一した訴えかけを感じ取れた。

『戦争と平和』…
作品内で登場する書籍のタイトルだが、平和を求め人々は戦争する。
主人公の少年は、愛した女性に同じ量の愛の見返りを求め、それを手放しそうになり、狂気染みた行動に呑み込まれていくように見えた。

『少年殺人事件』そこに至るまでの、
少年たちの繊細な感情模様がこの4時間に詰まっていた。

しかし、全てを理解しようとするには、
まだまだ勉強不足なところが多く…
機会があれば、また見直します。
か

かの感想・評価

-
本当に好き
潔癖な純愛


皆様が言うように四時間は長い様でそこまで長くは感じなかった。
固有名詞の多さや、人の名前か物の名前か俗称の名前かが分からず一時間過ぎたぐらいから困惑したものの、大筋の話が掴めているので最後まで観ることが出来た印象。
是非とも見る前にはネットなどに転がってる人物相関図を横に見てほしい。
もう一回見れば何となく他の繋がりや物の内容も掴めそうな気がしつつも、また四時間の長旅は中々の決心がいる。

エドワードヤンはこの作品やヤンヤンなどで人生の総括に入った様な印象。
「少年版ゴッドファーザー」の評にも納得。
MeKono

MeKonoの感想・評価

-
んー?いる?
あと少年と青年が一緒でそれも???

小明の目はあの人に似ている
Kororin68

Kororin68の感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

前知識なしで見たのが残念だったかな。
4時間、長かった。
最後の数分で、あ、これか、と衝撃。
ここに至るまでの複雑な、長い長い道のり。
それにしても、台湾の事情やら、馴染みのない名前の混乱やら、背景説明が僕には欲しかったなぁ~
ひば

ひばの感想・評価

4.1
1961年台湾にて。4時間たっぷり使い国の不安定さ、不信、欺瞞によりじわじわと人間が方向を誤る道のり。犯罪を犯すのは悪い人間とは限らない。あえて映さないショットのチョイスが本当に素晴らしい。不安が募り息苦しさが蔓延する中照らす懐中電灯の光が印象的。キメ絵多し
>|